荏原冷熱システム株式会社

荏原冷熱システム株式会社は、冷凍機、冷却塔、温調装置の製造・販売・メンテナンスを行う企業です。具体的には、ターボ冷凍機、スクリュー冷凍機、吸収冷温水機、丸形および角形の冷却塔など、多様な製品を取り扱っています。また、冷凍機や冷却塔のメンテナンスサービスも提供しており、年間保守やオーバーホール、遠隔監視システムなどを通じて顧客のニーズに応えています。さらに、環境負荷低減を目指した低GWP機器の更新や設備リニューアルなどのソリューションも展開しています。これにより、快適で持続可能な環境を提供することを目指しています。

荏原冷熱システム株式会社の経営理念は、「熱を通じてより良い環境を創り出すこと」です。この理念のもと、同社は製品やサービスを通じて社会に貢献することを目指しています。具体的には、快適な空調環境の提供や、社会・産業における熱課題の解決に取り組んでいます。また、低GWP（地球温暖化係数）冷媒を採用した製品ラインナップを展開し、環境負荷の低減にも注力しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた新しい価値の提供を目指しています。

荏原冷熱システム株式会社は、1920年に荏原製作所として設立されました。1930年には国産第一号のターボ冷凍機を生産開始し、1952年にはフロン冷媒を使用したターボ冷凍機の生産を始めました。1982年には直焚き吸収冷温水機の開発で太田賞を受賞し、1992年には創立40周年を迎え社名を（株）荏原シンワに変更しました。2002年には冷熱事業が分離し、荏原冷熱システム株式会社として新たに発足しました。近年では、2010年に荏原シンワと荏原冷熱システムが合併し、現在の形態となりました。2021年にはRTBA-Y型ノンフロンターボ冷凍機を発売し、環境に配慮した製品開発を進めています。

荏原冷熱システム株式会社は、冷凍機、冷却塔、温調装置などの製品を提供しています。主な製品には、ターボ冷凍機、スクリュー冷凍機、吸収冷温水機、丸形および角形の冷却塔が含まれます。これらの製品は、ビルや地域の冷暖房設備、各種産業用に使用され、快適な空調環境を実現します。また、冷凍機や冷却塔のメンテナンスサービスも行っており、年間保守契約やオーバーホール、遠隔監視システムなどを通じて顧客のニーズに応えています。さらに、環境負荷低減を目指した低GWP機器の更新や設備リニューアルなどのソリューションも提供しています。

荏原冷熱システム株式会社は、東京都大田区に本社を置き、全国に複数の支店や営業所を展開しています。具体的な事業所には、東京支店、大阪支店、中部支店、九州支店、北海道営業所、東北営業所、新潟営業所、埼玉営業所、神奈川営業所、三多摩営業所、千葉営業所、岡山営業所、中国営業所、四国営業所、南九州営業所があります。また、冷凍機藤沢工場（神奈川県藤沢市）と冷却塔鈴鹿工場（三重県鈴鹿市）も運営しています。グループ会社には、株式会社荏原製作所、トータルサービス株式会社、荏原冷熱システム（中国）有限公司、EBARA THERMAL SYSTEMS (THAILAND) CO.LTD.などがあり、国内外での製造・販売・サービスを展開しています。