小倉屋株式会社

小倉屋株式会社は、食品卸売業を主な事業としており、海産物乾物、塩干品、日配品、一般食品を取り扱っています。具体的には、問屋、量販店、小売店への卸販売を行い、店頭でのキャッシュ＆キャリー営業を通じて顧客のニーズに応えています。令和2年度の売上高は3,315百万円で、従業員数は80名（男子51名、女子29名）です。また、潮宝食品株式会社との共同体制により、潮宝印のプライベートブランド商品の生産と市場拡大に努めています。取り扱い品目には、塩干魚、冷凍魚、鮮魚、惣菜品、水産加工品、精肉、菓子、漬物、調味料など多岐にわたります。小倉屋は、静岡県内を中心に、食を扱うあらゆる店舗や事業所に対して、迅速かつ柔軟なサービスを提供しています。

小倉屋株式会社の経営理念は「自他の向上、貢献を循環する輪につなげてゆく」ことです。顧客との絆を大切にし、感謝の気持ちを持って仕事に取り組む姿勢を重視しています。また、安定した美味しさと安心を提供するために、自社の体質強化や顧客との共栄、福祉向上、社会への貢献を一つの「循環輪」として考えています。さらに、変化の激しい市場に迅速に対応できるIT・物流システムの構築を目指し、顧客に寄り添ったサービスを提供することを方針としています。これにより、顧客に頼りにされる企業であり続け、オンリーワンの存在を目指しています。

小倉屋株式会社は、昭和21年10月1日に創業されました。創業者の小倉治郎が静岡市上石町にて海産物、乾物問屋を開業し、昭和33年1月には法人化され、小倉屋株式会社となりました。昭和39年には資本金を600万円に増資し、静岡市中田に新たな倉庫と冷凍冷蔵庫を建設しました。昭和49年には静岡市流通センターに本社を移転し、平成元年には創業社長が会長に就任しました。平成8年には創業50周年を迎え、平成25年には3代目社長に小倉圭太郎が就任しました。最近では、平成28年に「食鮮市場Food marche CHOHO」をオープンし、地域の食文化の発展に寄与しています。小倉屋は、昭和・平成・令和の時代を通じて、地域に根ざした食の提供を続けています。

小倉屋株式会社は、食品卸売業を中心に多様な商品とサービスを提供しています。主な事業には、外販卸売事業、キャッシュ＆キャリー（C&C）事業、自社ブランドの潮宝食品事業があります。外販卸売事業では、スーパーマーケットや小売店へのナショナルブランド商品の問屋機能を果たし、ホテルや飲食店、介護施設向けの業務用食材も取り扱っています。C&C事業では、現金持ち帰り方式で1万点以上の食品や資材を揃え、地域のニーズに応えています。また、潮宝食品事業では、海産物や農産物の乾物、塩干品、水産加工品を中心に、自社ブランド製品の生産と市場拡大に努めています。これにより、飲食店や家庭向けに高品質な食材を提供し、顧客の多様なニーズに応えています。

小倉屋株式会社は、静岡県静岡市に本社を置き、外販卸売事業、キャッシュ＆キャリー事業、自社ブランドの潮宝食品事業を展開しています。特に、静岡流通センターに隣接するC&C店舗は、地域最大級の規模を誇り、1万点以上の食品や資材を取り揃えています。また、潮宝食品株式会社を中心に、グループ会社として15社が連携し、海産物や農産物の乾物、塩干品、水産加工品の生産と販売を行っています。これにより、地域の飲食店や家庭向けに高品質な食材を提供し、顧客の多様なニーズに応えています。小倉屋は、地域に根ざした企業として、食文化の発展に寄与しています。