株式会社向陽エンジニアリング

株式会社向陽エンジニアリングは、宮城県石巻市に本社を置く企業で、主にパーツフィーダ、機械加工、自動機の製造を行っています。特に、半導体関連、食品装置、医療機器、化粧品容器、自動車設備など、幅広い分野において豊富な納品実績があります。パーツフィーダに関しては、エスケープ設計から加工、組立まで一貫して対応し、顧客のニーズに応じた製品を提供しています。また、機械加工では、図面1枚からの受注が可能で、フライス、マシニングセンタ、研磨、ワイヤー、旋盤などの技術を駆使し、多品種・小ロット・短納期に対応しています。さらに、自動機の設計・製造も行い、自動車や医療機器、化粧品関連の製品づくりに特化した自動化ソリューションを提供しています。これらの事業を通じて、地域社会の発展にも貢献しています。

株式会社向陽エンジニアリングの経営理念は、全従業員の物心両面の幸福を追求し、地域社会の発展に貢献することです。社員一人ひとりが「向陽エンジニアリングで働いて良かった」と感じられる会社を目指し、顧客満足を実現するために努力しています。経済的な安定や豊かさだけでなく、仕事に対する誇りや生きがいを求め、全社員が一致団結して取り組む姿勢を大切にしています。また、強い採算意識を持ち、地域の新規採用を行うことで社会的責任を果たすことも重視しています。この理念を基に、企業価値を高め、地域社会の発展に寄与することを目指しています。

株式会社向陽エンジニアリングは、昭和59年4月に株式会社向陽（旧向陽電子）の改善を目的とした『なんでもやる課』として発足しました。平成元年4月には有限会社向陽エンジニアリングを設立し、資本金100万円、社員数15名で機械加工やパーツフィーダの製造を開始しました。平成元年7月には新工場を建設し、平成7年4月には河南町鹿又から河南町北村に移転しました。平成9年5月には株式会社向陽エンジニアリングに商号変更し、資本金を1,500万円に増資しました。平成18年7月には第二工場を建設し、平成25年6月には中国遼寧省大連市に合弁会社を設立しました。さらに、平成29年3月には経済産業省より「はばたく中小企業300社」に選出され、同年12月には「地域未来牽引企業」にも選ばれました。これらの歴史を通じて、向陽エンジニアリングは地域経済において重要な役割を果たしています。

株式会社向陽エンジニアリングは、主にパーツフィーダ、精密機械加工、自動機の設計・製造を行っています。パーツフィーダは、部品を自動的に供給する装置で、特に半導体、食品、医療機器、化粧品、自動車関連の分野で多くの実績があります。機械加工では、図面1枚からの受注が可能で、フライス、マシニングセンタ、研磨、ワイヤー、旋盤などの技術を駆使し、短納期での対応が可能です。また、自動機の設計・製造も行い、特定の動作を自動で行うロボットの開発にも力を入れています。これにより、顧客のニーズに応じた最適な製品を提供し、地域経済の発展にも寄与しています。

株式会社向陽エンジニアリングは、宮城県石巻市に本社を構え、第一工場と第二工場を運営しています。第一工場は土地面積1,000㎡、建物面積700㎡で、主にパーツフィーダや自動機の製造を行っています。第二工場は土地面積800㎡、建物面積550㎡で、こちらでもパーツフィーダや自動機の部門が稼働しています。また、向陽エンジニアリングは、中国大連にある合弁会社「大連欧特科技有限公司」と連携し、中国市場におけるパーツフィーダの生産・販売を行っています。このように、国内外での事業展開を通じて、地域経済の発展に寄与しています。