ピーエス株式会社

ピーエスグループは、暖房、冷房、加湿、除湿などの機器及びシステムの開発、製造、販売、輸入を行う専門メーカーです。1960年に設立されて以来、産業用加湿器や除湿機、除湿型放射冷暖房システム、放射型ラジエータなどを提供しています。特に、地域特有の気候に応じた最適な提案を行うことに力を入れており、顧客のニーズに応じた製品を展開しています。現在、グループ全体で125名の社員が在籍し、資本金は2億0850万円です。主要な営業所は、北海道の北広島、盛岡、仙台、長野、新潟、東京、名古屋、大阪、福岡、熊本にあり、製造拠点としては札幌工場と鬼清水工場があります。

ピーエスグループは、1960年の創業以来、独自の「自然観」を基に、地域特有の気候や人間の感性を大切にしながら、最適な提案を行うことを目指しています。時代の変化に対応し、情報技術の進化を活用して、エンドユーザーや設計者、設備専門業者とのコミュニケーションを強化しています。今後も、個別のニーズや気候条件に応じた製品やサービスを提供し続けることを方針とし、顧客満足の向上に努めています。代表取締役の平山武久氏は、これらの理念を実現するために、社員一同が努力を重ねていくことを強調しています。

ピーエスグループは、1960年にピーエス工業株式会社を設立し、日本で初めて加湿器を製造・販売しました。1966年には名古屋営業所を開設し、1967年には高井戸工場が稼働を開始しました。1968年には大阪営業所を開設し、スイスのDefensor社と契約を結び、加湿器の輸入・販売を開始しました。1972年には札幌工場が稼働し、PS HRヒータの生産が始まりました。1972年の札幌オリンピックでは、同ヒータが施設に採用されるなど、省エネ性と快適性が評価されました。以降も、営業所や工場の設立を進め、1992年には岩手鬼清水工場が稼働を開始しました。近年では、2019年に「続く100年の為に」プロジェクトが完了し、建物が築100年を迎えました。

ピーエスグループは、産業用加湿器、加湿システム、除湿機、除湿型放射冷暖房システム、放射型ラジエータなどの専門メーカーです。主な製品には、蒸気式加湿器、気化式加湿器、細霧式加湿器、ハイブリッド加湿器、除湿機が含まれます。また、エアコン用機能部品やシステム関連部品も提供しています。これらの製品は、住まいや福祉施設、スポーツ施設、オフィス、病院、宿泊施設など、さまざまな環境で使用されており、快適な室内気候を実現するためのソリューションを提供しています。特に、温度や湿度の管理に特化した製品群は、電子機器製造や製薬工場、美術館などの特殊なニーズにも対応しています。

ピーエスグループは、全国に営業所を展開しており、主要な営業所は北海道の北広島、盛岡、仙台、長野、新潟、東京、名古屋、大阪、福岡、熊本にあります。また、製造拠点としては、札幌工場（北海道）と鬼清水工場（岩手）があります。グループ会社には、ピーエス株式会社、ピーエス工業株式会社、長野ピーエス株式会社などがあり、合計で7社が連携しています。これにより、地域に密着したサービスを提供し、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。各事業所は、製品の販売やサービス提供を行い、顧客とのコミュニケーションを大切にしています。