株式会社オオウエ

株式会社オオウエは、大阪四天王寺に位置する和紙卸商で、昭和23年に創業しました。主に各地の和紙を取り扱い、和紙をもっと使いやすくすることをテーマにしています。和紙は、菓子包装や名刺、証券用紙、和菓子の包み紙など、日常生活のさまざまな場面で使用されています。特に、和紙の温かみや柔らかさは、日本の文化を象徴する重要な要素とされています。

オオウエでは、機械抄き和紙の開発に力を入れており、印刷適性や風合いを兼ね備えた製品を提供しています。価格面でも、よりお求めやすい商品を目指して日々努力を続けています。また、和紙メーカーとの深いつながりを活かし、オリジナルの和紙を作成することも可能です。多彩な在庫数と品目を揃え、迅速な対応を心掛けています。

和紙の購入を検討する際には、見本帳を取り寄せて実際の色目や肌触りを確認することができます。オオウエは、和紙を通じて日本の伝統文化を現代に適応させることを目指し、顧客のニーズに応じた提案を行っています。

株式会社オオウエの経営理念は、和紙の温かみが日本のアイデンティティを示すものであると信じ、現代生活に和紙を適合させることを目指しています。私たちは、ただ懐古主義にとどまらず、和紙を日常生活に取り入れる方法を常に考え続けることがミッションです。具体的には、和紙をもっと使いやすくすることをテーマに、印刷適性や風合いを兼ね備えた製品を提供し、顧客の生活に日本の温かみをプラスアルファとして届けることを目指しています。

また、私たちは「共存共栄」を合言葉に、和紙メーカーとの連携を強化し、新たな紙の研究や開発を進めています。従業員との円滑なコミュニケーションを図り、働きやすい環境作りにも努めています。和紙への情熱を共有し、個人の創意工夫を尊重することで、より良い製品を提供し続けることを目指しています。

私たちは、和紙の普及に貢献し、地域社会の発展にも寄与することを大切にしています。聖徳太子のゆかりの地で商売ができることに感謝し、地元の発展に少しでも貢献できるよう努力しています。

株式会社オオウエは、1948年に大阪市天王寺区大道にて大上紙商店を創設し、手漉和紙の販売を開始しました。1952年には有限会社大上紙商店に改組し、1969年には株式会社オオウエを設立しました。この際、資本金は500万円でした。1974年には資本金を1,000万円に増資し、1981年には本社ビルを新築しました。

その後も資本金を増資し続け、1987年には2,000万円、1991年には3,000万円に達しました。1999年には代表取締役社長が交代し、2002年には113種を集録した和紙見本帳を作成しました。2003年には大洋紙業販売株式会社から事業を継承し、2009年には「奉書紙 白もの集」の見本帳を作成しました。

オオウエは、和紙の普及と品質向上に努め、地域社会への貢献を大切にしています。和紙の伝統を守りつつ、現代のニーズに応える製品を提供し続けています。

株式会社オオウエは、和紙を中心とした多様な商品を提供しています。主な商品には、機械抄き和紙や手漉き和紙があり、印刷適性や風合いを重視した製品を取り揃えています。和紙は、名刺や証券用紙、包装紙など、さまざまな用途に利用されており、特に温かみのある質感が評価されています。

和紙の購入を希望するお客様には、見本帳を取り寄せて実際の色目や肌触りを確認することができます。また、Web見本を活用することで、各和紙の詳細情報を簡単に確認できます。「即納可」のアイコンがついている商品は、天王寺倉庫に在庫があり、迅速にお届け可能です。

基本的には包み枚数での販売ですが、特定の表記がある商品についてはばら売りも可能です。価格は、鳥の子4/6判を基準にしており、1枚の参考上代は80円です。さらに、印刷や加工の相談にも応じており、協力会社への取次ぎも行っています。オリジナルの和紙を作成することも可能で、他では手に入りにくい独自性の高い製品を提供しています。

株式会社オオウエは、大阪市天王寺区に本社を構えています。具体的な所在地は、大阪市天王寺区大道1丁目5-16です。また、第一倉庫は同じく天王寺区大道1丁目5-13に、第二倉庫は大道1丁目2-18に位置しています。さらに、分室は天王寺区逢坂2丁目2-7にあります。

従業員数は9名で、和紙の卸売業務を中心に運営しています。取引銀行は三菱東京UFJ銀行の寺田町支店です。オオウエは、和紙メーカーとの強い連携を持ち、オリジナルの和紙を作成することが可能です。これにより、他では手に入りにくい独自性の高い製品を提供しています。

また、オオウエは地域社会への貢献を重視しており、和紙の普及を通じて日本の伝統文化を支える役割を果たしています。今後も、和紙の魅力を広めるための取り組みを続けていく方針です。