テンパール工業株式会社

テンパール工業株式会社は、配線用遮断器や漏電遮断器の先駆けとして、住宅用分電盤、標準分電盤、特注分電盤、計測器、警報器、産業用電子応用機器などを製造・販売しています。電気安全を核とした技術をさらに高め、お客様に喜んでいただける商品を提供することに全力を注いでいます。特に、住宅用分電盤「パールテクト」シリーズは、環境性能とデザイン性を兼ね備えた製品として注目されています。また、2024年には不燃性木材を使用した新しい分電盤「パールテクトmoku」の開発を進めており、プラスチックの使用量を大幅に削減することを目指しています。これにより、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

テンパール工業株式会社は、「電気と暮らしを安全につなぎ続けること」を企業の使命とし、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けた取り組みを行っています。具体的には、社会的要請に応じた企業価値の向上を目指し、電気安全を核とした技術の研磨を続けています。また、環境に配慮した製品開発や、再生可能エネルギーの利用を推進し、CO2排出量の削減に努めています。これにより、地球と人に優しい企業であり続けることを目指しています。さらに、女性の活躍推進や働き方改革にも取り組み、全社員が活躍できる職場環境の整備を進めています。

テンパール工業株式会社は、1951年に広島市で設立されました。初めての製品は自動遮断式開閉器で、1955年には特許庁長官賞を受賞しました。1965年には社名をテンパール工業株式会社に変更し、以降も数々の革新的な製品を開発してきました。1970年代には漏電遮断器の本格的な販売を開始し、1980年代には日本工業規格（JIS）表示許可工場となりました。1995年にはベトナムに現地法人を設立し、国際展開を進めました。近年では、2021年に創立70周年を迎え、プラグ形漏電遮断器の新モデルを発売するなど、常に新しい技術と製品の開発に取り組んでいます。

テンパール工業株式会社は、配線用遮断器や漏電遮断器をはじめ、住宅用分電盤、標準分電盤、特注分電盤、計測器、警報器、産業用電子応用機器などを製造・販売しています。特に、住宅用分電盤「パールテクト」シリーズは、環境性能とデザイン性を兼ね備えた製品として人気があります。最近では、木工家具を製造する株式会社マルニ木工と共同で、不燃性木材を使用した分電盤「パールテクトmoku」の開発に着手しました。この製品は、プラスチックの使用量を大幅に削減し、環境に優しい設計が特徴です。また、EV充電設備用の電源分岐盤や、IoTブレーカシステム「こねこ」など、最新の技術を活用した商品も展開しています。

テンパール工業株式会社は、広島市に本社を置き、全国に24の支店・営業所を展開しています。主要な支店には、北海道支店、東北支店、関東支店、中部支店、関西支店などがあります。また、海外展開として、1995年にベトナムホーチミン市に「ベトナムテンパール工業有限責任会社」を設立し、国際的な事業展開を進めています。グループ会社には、株式会社府中テンパール、大和合成株式会社、寺下工業株式会社などがあり、各社が連携して製品の開発や販売を行っています。これにより、国内外での市場ニーズに応える体制を整えています。