株式会社オーサン

株式会社オーサンは、主に法面処理工事と農産物の生産・加工・販売を行っています。法面処理工事は全体の80％を占め、土木、建築、解体工事も手掛けています。受注先は島根県や浜田市、川本町などの公共事業が中心で、近年の平均売上高は約8億円です。農業部門では、平成17年に農産部を設立し、えごまの生産を開始しました。自社農場は約4ヘクタールで、契約農家と連携し無農薬で栽培しています。えごま油はコールドプレス製法で製造され、品質にこだわり、無添加で提供されています。地域おこしの一環として、えごまを通じた健康的な食生活の普及にも努めています。

株式会社オーサンの企業理念は「これからの人間生活にとって本当に正しい物、あるいは正しい形を追求して、それを創造する。」です。この理念のもと、島根県の中山間地域から日本、さらには世界へと飛躍することを目指しています。また、スローガン「確かな技術で真面目に邑作り」を掲げ、社員一丸となって地域社会に貢献する企業を目指しています。社員は常に高い向上心を持ち、様々なニーズに的確に応えることを心がけています。これにより、地域の発展に寄与し、持続可能な社会の実現を目指しています。

株式会社オーサンは、昭和61年に三原組として創業し、昭和63年に邑三建設株式会社として法人化しました。平成17年には農産部を立ち上げ、えごまの栽培を開始しました。これにより、地域の発展を目指し、健康に良い成分を持つえごまを広める活動を行っています。平成20年には社名を「株式会社オーサン」に変更し、同年にえごま加工場を新設しました。近年では、経済産業省から「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されるなど、地域社会への貢献が評価されています。現在までに約30年以上の歴史を持ち、法面処理工事と農業の両分野で成長を続けています。

株式会社オーサンは、主にえごま油の生産・加工・販売を行っています。えごま油は、無農薬・無添加で、低温圧搾製法（コールドプレス製法）を用いて製造されています。この製法により、えごまの鮮度や香り、風味、栄養成分が保たれています。自社農場は約4ヘクタールで、契約農家と連携し、えごまを栽培しています。えごまは「畑の青魚」とも呼ばれ、必須脂肪酸の一つである「α-リノレン酸」を多く含んでいます。オーサンファームでは、えごま油の他にも、えごま葉パウダーなどの製品を取り扱っており、健康的な食生活の普及に努めています。また、オンラインショップでの販売も行っており、全国に商品を届けています。

株式会社オーサンは、島根県川本町に本社を構えています。主な事業所には、浜田営業所とオーサンファームがあります。浜田営業所は、土木工事や法面処理工事を行うための拠点であり、地域の公共事業を中心に受注しています。オーサンファームは、えごまの生産・加工を行う専門の農場で、約4ヘクタールの自社農場を持ち、契約農家と連携して無農薬で栽培しています。グループ会社としては、特に明記されたものはありませんが、農業部門と建設業部門が連携し、地域の活性化に貢献しています。従業員数は約35名で、地域密着型の企業として活動しています。