株式会社九州フジパン

フジパングループは、食の安全性を重視し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。少子高齢化やIOT革命、経済のグローバル化に対応し、顧客に満足を提供することを目指しています。具体的には、機能性食品やロカボ商品の開発を進め、食品ロス削減に向けた管理精度の向上を図っています。また、環境問題への対応として、温室効果ガスの削減や資源の有効活用に取り組んでいます。これらの活動は、企業の基本理念である「和」の精神に基づき、全社員が一丸となって推進しています。フジパングループは、食事を楽しむ「満足」を提供し、取引先や仕入先と共存共栄を図る企業として、日々努力を重ねています。

フジパングループの経営理念は、「和」の精神で全員が協力し、企業経営を通じて社会の進展と文化向上に寄与することです。具体的には、「創意」「誠意」「熱意」の三意専心を掲げ、常にお客様に満足していただける価値ある製品を提供することを目指しています。また、食の安全性への意識が高まる中、安全で安心な食生活への貢献を最重要な使命とし、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。これにより、取引先や仕入先との共存共栄を図り、日々の努力を重ねています。フジパングループは、創業100周年を迎え、さらなる飛躍を目指し、環境問題や健康づくりへの貢献にも力を入れています。

フジパングループの歴史は、大正11年（1922年）5月1日に舟橋甚重が名古屋市中区で「金城軒」を創業したことに始まります。昭和26年（1951年）には「富士製パン株式会社」を設立し、以降、名古屋市瑞穂区に新工場を建設し、機械生産による近代化を進めました。昭和33年（1958年）には日本初のパン完全自動包装を実施し、昭和41年（1966年）には社名を「フジパン株式会社」に変更しました。さらに、昭和42年（1967年）には米国アーノルド社と技術提携を結び、品質向上に努めました。近年では、令和4年（2022年）に創業100周年を迎え、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。これまでの歴史を通じて、フジパングループは食の安全と品質を追求し続けています。

フジパングループは、パンや和洋菓子の製造・販売を主な事業としています。特に「本仕込」というもっちり食パンは、日本国内で大きな支持を得ており、全国のベーカリーで焼きたての美味しさを提供しています。また、コンビニエンスストア向けにお弁当やサンドイッチも展開しており、手軽に利用できる商品を提供しています。さらに、物流部門では迅速かつ正確な配送を行い、食の安全と品質を確保するために第三者機関の認証を積極的に取り入れています。フジパングループは、顧客の安全、安心、信頼を高めるため、日々新たな挑戦を続けています。

フジパングループは、全国に多くの事業所を展開しています。主な工場には、名古屋市の本社工場、東京工場、横浜工場、千葉工場、豊明工場、枚方工場、武蔵工場、福岡工場などがあります。これらの工場では、パンや和洋菓子の製造が行われており、各地域のニーズに応じた商品を提供しています。また、グループ会社としては、株式会社エフベーカリーコーポレーションや九州フジパン、富士エコーなどがあり、物流や弁当・惣菜の製造販売など多岐にわたる事業を展開しています。これにより、フジパングループは全国的なネットワークを構築し、迅速な商品供給を実現しています。