株式会社倉本産業

株式会社倉本産業は、粘着製品、消防服装、安全保護具、交通安全製品を主な事業内容としています。特に、粘着製品においては「セブンタック」ブランドを展開し、3000種を超える製品を提供しています。これらの製品は、ポリウレタンや特殊基材を使用し、超耐候性インキや架橋型粘着剤など、独自に製造された素材を用いています。また、消防服装には、耐火・耐熱用の作業服や防火マスクなどが含まれ、特に「アルフ」ブランドが知られています。交通安全製品では、車線分離標や減速板などを取り扱い、道路の安全対策に貢献しています。倉本産業は、製造から販売までの一貫体制を整え、顧客のニーズに応じた高品質な製品を提供することを目指しています。

株式会社倉本産業の経営理念は、ラベル製造をコアに、社員が自分の仕事に責任と誇りを持てる職場環境を作ることです。また、地球環境への配慮と法令順守を前提に、最高水準の製品作りを目指しています。全社が一体となり、社会の繁栄に貢献することを重要視しています。具体的には、次世代育成支援のための「一般事業主行動計画」を策定し、子育て支援制度に積極的に取り組んでいます。計画期間は平成23年5月から令和7年3月までで、有給休暇取得の促進やノー残業デーの導入を目指しています。これにより、社員の働きやすい環境を整え、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。

株式会社倉本産業は、1950年に広島市で創立され、反射シートの加工販売を開始しました。1953年には東京都中央区に法人を設立し、広島営業所を開設しました。1956年からはアルミ防火・耐熱服の製造販売を始め、1959年には反射性道路鋲の製造販売を開始しました。1964年には埼玉県川越市に川越工場を建設し、1971年には狭山工場を開設しました。1986年には初代社長の倉本馨が科学技術庁長官賞を受賞し、1999年には二代目社長に倉本朝晴が就任しました。2002年には狭山工場がISO9001認証を取得し、2004年には全社でのISO9001認証を拡大しました。2012年には中国に現地製造・販売拠点を設立し、2016年には株式会社倉本道路の事業を継承しました。これまでの歴史を通じて、倉本産業は粘着シート技術のリーディングカンパニーとして成長を続けています。

株式会社倉本産業は、主に粘着製品、防火・防護服、交通安全製品を提供しています。粘着製品は「セブンタック」ブランドで知られ、3000種以上の製品を展開しています。これには、フィルム製品や積層品が含まれ、製造業を中心に幅広い分野で使用されています。防火・防護服では、特殊火災時に必要な耐熱防護服や防火マスクを製造しており、特に「アルフ」ブランドが有名です。交通安全製品には、車線分離標や減速板などがあり、交通事故の撲滅を目指しています。倉本産業は、顧客のニーズに応じた高品質な製品を提供し続けることで、社会の安全と安心に貢献しています。

株式会社倉本産業は、全国に複数の事業所を展開しています。本社は東京都豊島区に位置し、営業部門を担っています。また、大阪支店、名古屋支店、浜松支店、熊本営業所、広島出張所などの支店も設けています。製造拠点としては、埼玉県川越市に川越工場、狭山市に狭山工場、児玉郡に児玉工場があります。川越工場ではコーティング加工から製品製造までを行い、狭山工場は最新鋭の生産ラインを備えています。さらに、海外には中国の深庫拉摩多印刷有限公司があり、現地での製造・販売を行っています。これらの拠点を通じて、倉本産業は高品質な製品を安定的に供給し、顧客のニーズに応えています。