復建調査設計株式会社

復建調査設計株式会社は、土木事業に関する建設コンサルタント及び施工管理業務を中心に、地質や土質の調査、試験、計測及び解析を行っています。また、土地や工作物、海洋の測量、補償コンサルタント業務、環境計量証明事業、建築に関する調査、企画、設計、監理など多岐にわたるサービスを提供しています。具体的には、流域治水や国土保全、交通政策、都市計画、防災・危機管理、地盤環境・地質調査、空間情報、環境・エネルギー、DXサービス、公民連携サービス、国際事業などを展開しています。グループ売上高は約208億円（令和4年度）で、役職員数は1,079人（令和5年8月31日現在）です。

復建調査設計株式会社の経営理念は「未来社会創造企業」であり、生活者の立場に立ち、グローバルな視野と幅広い技術を駆使して、優良な社会資本づくりに貢献することを目指しています。具体的な企業方針としては、顧客満足の追求、企画提案力の強化、活力ある組織づくり、社員満足の向上、倫理の遵守が挙げられます。顧客ニーズを第一に考え、プロフェッショナルパートナーとして最良のサービスを提供することを重視しています。また、FGEXというコミュニケーションネームは「復建調査設計は未来に向けて、素晴らしい地球を創造する」という意味を持ち、企業の3本の柱である「地質・測量・設計」を象徴しています。

復建調査設計株式会社は、1957年に設計業務を開始し、1960年に株式会社中国四国復建事務所を設立しました。1966年には社名を「復建調査設計株式会社」に変更し、1973年には東京事務所を開設しました。1996年には創業50周年を迎え、資本金を3億円に増資しました。2006年には創業60周年を迎え、アジア航測株式会社との技術提携を締結しました。2016年には創業70周年を迎え、2020年には「経営ビジョン2030」を策定しました。近年では、ミャンマーに現地法人を設立し、国際的な事業展開を進めています。現在、復建調査設計は、土木事業における建設コンサルタントとして、国内外で多様なプロジェクトに取り組んでいます。

復建調査設計株式会社は、幅広い分野でのサービスを提供しています。主なサービスには、流域治水、国土保全、交通政策、都市計画、防災・危機管理、地盤環境・地質調査、空間情報、環境・エネルギー、DXサービス、公民連携サービス、国際事業が含まれます。具体的には、豪雨や土砂災害の予防、持続可能な社会の実現に向けたコンサルティングを行い、地理空間情報や測量調査を通じて地域の課題解決に貢献しています。また、AIやBIM/CIMなどの最新技術を活用したデジタルイノベーションを推進し、地域社会との連携を強化しています。国際事業では、ODAプロジェクトを通じて、途上国のインフラ整備や技術支援にも取り組んでいます。