高砂香料西日本工場株式会社

高砂香料工業株式会社は、フレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツ、ファインケミカルの製造・販売を行っています。2023年3月期の連結売上高は186,792百万円で、資本金は92億円です。従業員数は3,913名で、海外には26の国と地域に事業所を持ち、研究所は13、工場は24あります。高砂香料は、アジアで最もグローバルな香料会社として、最先端の研究開発を通じて、世界中の企業のブランドを支えています。

高砂香料工業株式会社は、顧客の製品開発を支援するために革新的な技術の探求と創造を続けています。企業のビジョンは、最先端の研究開発を通じて、世界中の企業の競争力あるブランドをサポートすることです。経営理念としては、持続可能な開発目標（SDGs）に基づき、社会的責任を果たしながら企業価値の向上に努めています。これにより、顧客、従業員、地域社会との信頼関係を築き、共に成長することを目指しています。

高砂香料工業株式会社は、1948年に設立され、以来75年以上にわたり香料業界での地位を確立してきました。1980年代には、BINAP触媒の開発に成功し、1990年代には光学活性化合物の工業化を実現しました。2001年には、ノーベル賞受賞者の野依良治教授が社外取締役に就任し、技術革新を推進しました。現在では、世界28ヵ国に拠点を持ち、アジア随一のグローバルな香料会社として、最先端の研究開発を続けています。

高砂香料工業株式会社は、食品や飲料向けのフレーバー、香水や化粧品、家庭用品向けのフレグランス、そしてこれらの素材となるアロマイングリディエンツを製造しています。1983年には、l-メントールの不斉合成技術を工業化し、クリーンでナチュラルな香りを持つ光学活性なスペシャリティ素材の開発に成功しました。また、ファインケミカル分野では、医薬品中間体や電子製品、IT産業向けの機能性材料を提供しています。高砂香料は、世界28ヵ国に拠点を持ち、地域の文化や嗜好に応じた信頼性の高い製品を供給し、革新的な技術力でより豊かな社会の実現を目指しています。

高砂香料工業株式会社は、世界28ヵ国に拠点を持つグローバルな香料会社です。国内には、平塚工場、磐田工場、鹿島工場があり、各工場内には作業所が設置されています。特に平塚工場では、1996年に自動発送システムを導入した平塚配送センターが稼働しており、製品の集約と出荷業務を担っています。また、グループ会社として高栄産業株式会社があり、製品の包装・梱包業務や倉庫管理を行っています。高砂香料グループは、地域の文化や嗜好に応じた信頼性の高い製品を提供し、持続可能な発展を目指しています。