株式会社溝田設計事務所

株式会社溝田設計事務所は、橋梁や河川、道路、上下水道などの社会基盤の整備を行う建設コンサルタントです。特に、橋梁の長寿命化修繕計画に力を入れており、全国で今後20年間に建設後50年を迎える橋梁が35万橋に達することが予測されています。このため、事後的な修繕から予防的な修繕へと転換し、コストを削減しつつ道路ネットワークの安全性を確保することを目指しています。また、橋梁の設計においては、現地調査を行い、地域の景観や自然環境に調和した橋梁を設計します。さらに、橋梁の補修・補強設計も手掛けており、劣化した橋の機能を維持・改善するための業務を行っています。

株式会社溝田設計事務所の企業理念は「忠恕（ちゅうじょ）」です。これは「誠実で思いやりがある」という意味で、相手に対する思いやりを持って物事を進めることを重視しています。この理念に基づき、社員は素直な心を育て、謙虚さを持って成長し、より良い仕事を提供することを目指しています。また、地域社会との関わりを大切にし、持続可能な発展に寄与することを方針としています。具体的には、地域の特性を考慮した社会基盤の整備を行い、経済成長と環境保護を両立させる活動を推進しています。これにより、地域の安全性や生活の質を向上させることを目指しています。

株式会社溝田設計事務所は、平成21年度に福岡県広川町から橋梁長寿命化修繕計画策定業務の委託を受け、橋梁点検業務を開始しました。平成22年8月には、橋梁の長寿命化修繕計画報告書をまとめ、地域のインフラ整備に貢献しています。また、福岡県で用いられている「市町村における橋梁長寿命化修繕計画策定の手引き」の発表以前から、長寿命化修繕計画の策定業務に取り組んでおり、各自治体の状況に応じた成果品の作成に努めています。これにより、全国で今後20年間に建設後50年を迎える橋梁が35万橋に達することが予測される中、地域の安全性を確保するための重要な役割を果たしています。

株式会社溝田設計事務所は、主に以下のサービスを提供しています。まず、河川設計では、堤防や護岸、ダム、放水路、遊水池などの整備を行い、流量の確保を目的とした調査・計画・設計を一貫してサポートしています。次に、上下水道設計では、水の供給や処理に関連した施設の計画・設計を行い、地域の特性や経済コストを考慮した再生計画を提案しています。また、橋梁長寿命化修繕計画の策定業務にも力を入れており、老朽化する橋梁の維持管理を進めることで、道路交通の安全性を確保しています。これらのサービスを通じて、地域社会のインフラ整備に貢献しています。

株式会社溝田設計事務所は、福岡県久留米市に本社を構え、橋梁や道路、河川、上下水道などの設計・点検業務を行う建設コンサルタントです。また、一般財団法人溝田奨学財団を設立し、地域社会への貢献活動にも取り組んでいます。この財団は、地域の教育や文化の振興を目的としており、地域の発展に寄与することを目指しています。事業所は久留米市内に位置し、交通の便も良く、地域の特性を活かしたインフラ整備に貢献しています。