株式会社酒見糧穀

株式会社酒見糧穀は、主に米の製造と販売を行っています。具体的には、主食用白米の製造ラインを持ち、日産約40トンの白米を精米しています。また、醸造用米の製造ラインもあり、こちらは日産30トンの生産能力を誇ります。無洗米加工ラインも設けており、日産15トンの無洗米を生産しています。さらに、籾摺りや乾燥のラインも整備されており、稲刈り後の作業を全自動で行うことが可能です。令和3年産米では、約40,000俵の玄米の乾燥・籾摺り調整を行いました。これにより、地域の生産者と消費者を結ぶ役割を果たし、安全で高品質な米を提供しています。

株式会社酒見糧穀の経営理念は、「日本人の食の原点である米を取り扱えることに誇りを持ち、食の信頼、安心を追求し続け、元気で持続可能な農業を考える」というものです。私たちは、消費者が求める安全で安定した品質と価格を提供し、生産者が自信を持って米作りに取り組める環境を整えることを目指しています。また、食品安全方針として、高付加価値で安全・安心な製品を提供し、法令を遵守しながらお客様との対話を重視しています。2021年には、JFS-B規格に適合したことが証明され、HACCP対応工場としての運用を開始しました。これにより、地域社会に貢献し、持続可能な農業の実現に向けた取り組みを強化しています。

株式会社酒見糧穀は、1979年に設立され、1987年に有限会社に商号変更しました。1992年には600坪の新工場を完成させ、醸造用白米の搗精事業を開始しました。1998年には株式会社に改組し、主食用白米製造ラインを増設（日産20トン）しました。2004年には無洗米製造ラインを新設し、無洗米加工事業を開始しました。2009年には大型乾燥・籾摺調整工場「ライスセンター」を新設し、2011年には「九州米大将」の屋号でネット通販事業を開始しました。2016年には農業生産法人を設立し、契約栽培を開始。2019年には主食用白米製造ラインを増設し、2021年にはJFS-B規格に適合証明を取得しました。2022年には堆肥加工場を建設し、循環型農業に取り組んでいます。

株式会社酒見糧穀は、主に主食用白米、無洗米、醸造用米を製造・販売しています。主食用白米は日産40トンの生産能力を持ち、業務用や家庭用に対応しています。無洗米は、地下100mからの天然水を使用し、付着細菌を大幅に減少させる安全な製法で加工されています。無洗米加工ラインは日産15トンの能力を誇ります。また、醸造用米の製造ラインもあり、日産30トンの生産が可能です。さらに、地域の農家と連携し、契約栽培を通じて新鮮で高品質な米を提供しています。通販事業「九州米大将」では、九州産米を季節に合わせてお米マイスターがブレンドし、直接仕入れた銘柄を販売しています。これにより、消費者に安心して美味しいお米を届けることを目指しています。

株式会社酒見糧穀は、福岡県久留米市に本社および精米工場を構えています。主な事業所には、ライスセンターと第2工場があり、ここでは大型乾燥・籾摺調整が行われています。また、グループ会社として株式会社酒見農産があり、農業生産法人として外食産業向けの米や野菜の契約栽培を行っています。さらに、九州穀物検査協会株式会社（農産物検査機関）や福岡県農産物集荷協同組合（農産物集荷組合）、株式会社アグリマイスター九州（倉庫業）などの関連会社も存在し、地域の農業と連携しながら、品質の高い農産物の生産・流通に貢献しています。