有限会社土佐通信

有限会社とさ通信は、漁労機器や通信機器の専門企業であり、主に避難誘導灯や街路灯、多孔質軽量発泡資材「スーパーソル」の企画、開発、製造を行っています。特に、避難誘導灯「PALA」は、暗い山道の避難路を照らし、安全な避難をサポートします。この製品は、1セットで100メートル以上の照明を提供可能です。また、地震発生時には内蔵のリチウムポリマー電池に切り替わり、8時間から28時間の間、灯りを供給します。さらに、スーパーソルは土壌改良材として利用され、排水性や通気性を向上させる効果があります。これにより、農業資材や土木資材としても活用されています。有限会社とさ通信は、環境に配慮した製品開発を進めており、持続可能な社会の実現に貢献しています。

有限会社とさ通信は、「安全で安心な社会の実現」を経営理念として掲げています。特に、地震や津波などの自然災害に対する備えを重視し、避難誘導灯や街路灯などの防災製品を通じて地域社会に貢献することを目指しています。また、持続可能な社会の実現に向けて、環境に優しい製品の開発にも力を入れています。具体的には、廃ガラスを再利用した「スーパーソル」などの土壌改良材を提供し、農業や土木分野での環境保護に寄与しています。これらの取り組みを通じて、地域の安全と環境保全を両立させることを方針としています。

有限会社とさ通信は、2004年6月に高知県土佐市で設立されました。設立当初から、避難誘導灯や街路灯の開発に注力し、2006年には電池ケース「キングレオパード」を発売しました。同年11月には、電気二重層キャパシタを使用した避難誘導灯「彩」Ayaを発表し、2007年にはこの製品が高知県地場産業賞を受賞しました。2010年にはLi-Po街路灯「PALA」を発売し、2012年にはLi-Po誘導灯リードパイプ「PALA」を追加しました。2014年には、PALAが地場産奨励賞を受賞し、2016年にはスーパーソル事業を開始しました。2017年には、オイル吸着材「ビルジクリーン」のスーパーソル加工品を開発・発売しました。これらの歴史を通じて、地域の安全と環境保護に貢献する製品を提供し続けています。

有限会社とさ通信は、主に以下の製品とサービスを提供しています。まず、避難誘導灯「PALA」シリーズは、地震や津波の際に安全な避難をサポートするために設計されています。特に、リードパイプ誘導灯PALA AC Pinは、商用電源を使用し、停電時には内蔵のリチウムポリマー電池に切り替わり、8時間から28時間の間、灯りを提供します。また、古いソーラー街路灯を最新のPALAユニットに改造する移植ユニットも提供しており、コストを抑えつつ環境にも配慮しています。さらに、農業用防災重油タンク「油漏れないタンクん2号」は、地震を感知すると自動で重油の流出を防ぐ機能を持っています。これらの製品は、地域の安全と環境保護に貢献することを目的としています。

有限会社とさ通信は、高知県土佐市に本社を構えています。主な事業所としては、漁労機器や通信機器の販売、避難誘導灯や街路灯の製造を行う工場があります。また、マリン事業部門では、小型漁船やプレジャーボート用の漁労機器、無線機、レーダー、漁群探知機、プロッターなどの販売、取り付け、修理、企画を行っています。グループ会社としては、株式会社松田鉄工があり、農業用防災重油タンクの製造を担当しています。これにより、地域の安全と環境保護に貢献する製品を提供しています。