新潟中央水産市場株式会社

新潟中央水産市場株式会社は、明治37年（1904年）に設立された鮮魚の仲卸業者で、110年以上の歴史を持っています。主な事業内容は、水産物の仲卸業務、加工業務、販売業務、飲食業務の4つに分かれています。水産物仲卸業務では、ホテルや飲食店、寿司店などに鮮魚や魚加工品を提供しています。加工業務では、自社ブランドの加工品やギフト商品の製造・販売を行い、鮮度を保つために水揚げされた魚介類はその日のうちに発送されます。また、一般消費者向けには直販店を運営し、新鮮な魚介類を提供しています。飲食業務としては、港食堂を運営し、毎日新鮮な魚介類を調理して提供しています。これらの事業を通じて、顧客のニーズに応える高品質な商品を提供しています。

新潟中央水産市場株式会社の経営理念は「魚を通して、全ての人に安心して満足して頂くことに、我々の存在意義がある」というものです。この理念に基づき、鮮度の高い、安心できる商品を提供することを目指しています。企業は、創業から110年以上の歴史を持ち、地域の特産品や新鮮な魚介類を全国に届けることに力を入れています。また、社員一同が高い志を持ち、顧客のニーズに応えるために最大限の努力をしています。これにより、顧客満足度の向上を図り、持続可能な成長を目指しています。

新潟中央水産市場株式会社は、明治37年（1904年）に新潟市唯一の鮮魚問屋として設立されました。大正12年には近海網物のせり売りを開始し、昭和12年には社名を新潟中央水産市場株式会社に変更しました。昭和23年には新潟荷受株式会社と合併し、塩干魚の販売部門を強化しました。昭和39年には新潟地震の影響で東港線市場に移転し、昭和47年には量販店向けの魚のパッケージセンター業務を開始しました。平成16年には創業100周年を迎え、平成19年には新潟中央卸売市場に移転しました。最近では、平成30年に上越あるるん村に「鮮魚センターあるるんの海」を開業し、地域の新鮮な魚介類を提供しています。

新潟中央水産市場株式会社は、鮮魚の仲卸業者として多様な商品とサービスを提供しています。主な商品には、日本海で獲れた新鮮な魚介類や水産加工品、珍味が含まれます。特に、いかの一夜干しや漬け魚など、地元の味を大切にした商品が人気です。また、業務用水産物の卸売も行っており、飲食店やホテル向けに高鮮度の魚を提供しています。さらに、直販店を運営し、一般消費者にも新鮮な魚介類を直接販売しています。飲食業務としては、港食堂を運営し、毎日新鮮な魚介類を調理して提供しています。これらのサービスを通じて、顧客に高品質な商品を迅速に届けることを目指しています。

新潟中央水産市場株式会社は、新潟市中央卸売市場内に本社を構えています。主な事業所には、鮮魚部、冷凍部、塩干部、鮪部があり、各部門が連携して高品質な水産物を提供しています。また、加工部は新潟市中央区入船町に位置し、ここでは自社ブランドの加工品やギフト商品の製造が行われています。グループ会社としては、新潟ふるさと村や株式会社マリーンがあり、これらの関連会社と協力しながら、地域の特産品を全国に届ける役割を果たしています。これにより、顧客に対して多様な商品とサービスを提供し、地域経済の活性化にも寄与しています。