株式会社日比野鍍金工業所

株式会社日比野鍍金工業所は、環境対応型のクロムフリー金属表面処理システムを開発し、亜鉛めっき用の完全クロムフリー金属表面処理を実現しています。主な事業内容には、亜鉛めっき、三価クロメート処理、三価黒色クロメート処理、完全ノンクロム処理、アルミ上の亜鉛めっき、Hncc処理、各種金属表面処理加工が含まれます。これにより、顧客の多様なニーズに応える高品質な製品を提供しています。また、3つの工場と5つの生産ラインが24時間体制で稼働しており、小ロットから大量生産まで対応可能です。日比野鍍金は、産学共同研究を推進し、環境に配慮した次世代のめっき技術を追求しています。

株式会社日比野鍍金工業所は、クロムフリー金属表面処理のリーディングカンパニーを目指しています。経営理念には「ものづくり」「ひとづくり」「ゆとりづくり」があり、高性能な生産設備と将来を見据えた研究開発を通じて、厳密な品質管理体制を確立しています。また、心のゆとりが会社の発展につながると考えています。具体的には、3つの使命として、環境に配慮した次世代のめっき技術を推進し、産学共同研究を行い、顧客の多様なニーズに応えることを掲げています。これにより、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

株式会社日比野鍍金工業所は、1927年（昭和2年）3月に創業され、1951年（昭和26年）3月24日に法人化されました。創業当初から金属表面処理に特化し、特に亜鉛めっき技術の開発に注力してきました。1990年代には、環境問題への対応としてクロムフリーの金属表面処理技術の研究を開始し、2000年代には完全ノンクロム処理システムを導入しました。2010年には中部経済産業局の支援事業に採択され、産学共同研究を推進しています。近年では、2023年に「事業継続力強化計画」の認定を受け、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。これらの歴史を通じて、日比野鍍金は業界のリーディングカンパニーとして成長を続けています。

株式会社日比野鍍金工業所は、名古屋市中区に本社を置き、以下の3つの事業所を運営しています。1つ目は本社工場で、所在地は〒460-0012 名古屋市中区千代田三丁目3番21号です。2つ目は港工場で、〒455-0832 名古屋市港区宝神一丁目240番地に位置しています。3つ目は港第2工場で、同じく名古屋市港区宝神五丁目3104番地・3111番地にあります。また、グループ会社として有限会社TAMがあり、プラスチックコンテナーや工場作業台、事務機器などの販売を行っています。日比野鍍金は、ISO9001およびISO14001の認証を取得しており、環境に配慮した事業運営を行っています。