株式会社計測リサーチコンサルタント

株式会社計測リサーチコンサルタントは、情報化施工、構造物診断、各種システム開発、環境計測などを行う建設コンサルタントです。主な業務内容には、建設工事における情報化施工、社会基盤の維持管理、環境計測、防災・災害復旧、文化財の修復・活用支援が含まれます。特に、情報化施工では、施工管理の情報化を通じて生産性と品質の向上を目指しています。具体的には、センサー技術やICTを活用したモニタリング技術を駆使し、現場計測管理やデータ解析を行っています。また、長期モニタリングを通じて公共インフラの維持管理を支援し、橋梁やダムなどの構造物の耐久性を確保するための技術を提供しています。これにより、社会基盤の長寿命化を図ることが可能です。

株式会社計測リサーチコンサルタントの経営理念は「志」「地」「改」「健」の4つの柱から成り立っています。「志」は、技術者集団として世のため人のために貢献する志を持つことを意味します。「地」は、地に足をつけた経営を行い、自主と独立の精神を大切にすることを示しています。「改」は、社会の変化に対応し続けるために企業改革を行うことを強調しています。「健」は、社員が安全で安心な生活を送り、心身ともに健全に働ける環境を提供することを目指しています。これらの理念を基に、社会のニーズに応える研究開発型企業として、半歩先の技術を追求し、建設技術情報サービスを通じて社会に貢献することを目指しています。

株式会社計測リサーチコンサルタントは、1975年に広島市光町に本社を移転し、公共事業における計測管理の必要性を広めました。1977年には岡山営業所を開設し、本四連絡橋プロジェクトに参入しました。1979年には応用電子部門と環境部門を開設し、売上高は1億円を超えました。1980年には新しい本社を広島市東区に移転し、1983年には九州営業所を開設しました。1984年には東京営業所を開設し、1987年には大阪営業所を設立しました。1989年にはコンピュータグラフィックス部門を開設し、土木計測の専門コンサルタントとして広く認知されるようになりました。1990年には新しい本社社屋を広島市東区福田に移転し、事業部制を導入しました。1992年には創立20周年を迎え、九州事業部を発足させました。

株式会社計測リサーチコンサルタントは、建設工事における「情報化施工」を主なサービスとして提供しています。このサービスでは、センサー技術やICT（情報通信技術）を駆使し、施工管理の情報化を図ることで、生産性と品質の向上を目指しています。また、環境計測、防災・災害復旧、文化財の修復・活用支援など、幅広い分野での技術サービスを展開しています。具体的な製品には、EMセンサー（NETIS:CG-140020-VE）、棒形スキャナ、ひずみ可視化デバイス（NETIS:CG-210002-A）、周波数シフト帰還型レーザ（Feedback Laser）などがあります。これらの製品は、建設現場での計測やモニタリングにおいて高い精度と信頼性を提供し、顧客のニーズに応えるための重要なツールとなっています。

株式会社計測リサーチコンサルタントは、広島本社を中心に、東京本社、大阪支社、九州支社、名古屋営業所、岡山営業所の6つの拠点を持っています。これにより、全国各地でのサービス提供が可能となり、地域に密着した事業展開を行っています。特に、東京本社は埼玉県八潮市に位置し、情報化施工技術を基幹とした拠点として機能しています。また、大阪支社は大阪府吹田市にあり、九州支社は福岡県に位置しています。各拠点は、地域のニーズに応じた技術サービスを提供し、顧客の信頼を得るために努力しています。グループ会社としては、特に情報化施工に関連する技術開発や研究を行う企業との連携を強化し、より高品質なサービスを提供することを目指しています。