こだま食品株式会社

こだま食品株式会社は、1960年に広島県福山市で創業し、野菜の加工と販売を行う企業です。主な事業内容は、乾燥野菜及び野菜加工品の製造・販売であり、家庭用商品と業務用商品を展開しています。家庭用商品では、野菜の加工品や果物を美味しく食べるための商品を提供し、安心・安全を重視した素材選びを行っています。また、季節に応じた商品や催事商品も取り扱っています。業務用商品では、乾燥野菜の卸売販売やOEMに対応し、アレルギー対応食品の加工も可能です。さらに、原料は国内外のサプライヤーや自社の有機農場から調達し、品質の高い商品を提供しています。こだま食品は、野菜を通じて人々の健康と笑顔を創出することを使命とし、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。

こだま食品株式会社の経営理念は「野菜加興を通じて、お客様の笑顔と健康を念願し続けよう」です。この理念は、創業者の児玉達朗の「もったいない精神」と独創性に基づいています。私たちは、未来の世代に美しい地球を残すことを使命とし、2007年にはこだま試験農場を設立し、有機農業に取り組んでいます。また、「身土不二」という考え方を大切にし、人と土が一体であることを理解し、安心・安全な農業を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。創業100周年に向けて、企業理念の意味をしっかりと理解し、事業への取り組みに強い意志を持ち続けることを目指しています。全社員が誇れる会社を目指し、食文化の創造を通じて豊かさを生み出すことを方針としています。

こだま食品株式会社は、1960年に広島県福山市で「児玉青果店」として創業しました。1972年には「こだま食品株式会社」を設立し、漬物加工や青果物卸業を開始しました。1989年には乾燥工場を設置し、1997年には「広島菜漬」で農林水産大臣賞を受賞しました。2001年には中国上海に「上海児玉食品公司」を設立し、国際展開を進めました。2007年には農業本格参入のため「農業生産法人 こだま試験農場株式会社」を設立し、2008年には「フレッシュ・ベジ株式会社」を設立しました。2010年には「こだまベジフル株式会社」に商号変更し、2013年には海外事業部を開始しました。2020年には「健康経営優良法人2020」に認定され、2023年には経営陣が交代しました。これらの歴史を通じて、こだま食品は野菜加工のリーダーとして成長を続けています。

こだま食品株式会社は、野菜をおいしく、楽しく食べていただくための商品づくりを行っています。家庭用商品としては、梅漬のしそ、ジンジャーエールの素、ピーマン肉詰めのたねなど、季節に応じた多様な商品を提供しています。また、業務用商品では、乾燥野菜の卸売販売やOEMに対応し、アレルギー対応食品の加工も行っています。特に、乾燥、選別、殺菌、粉砕・微粉砕、充填などの工程を経て、多種ミックスや小分け包装が可能です。原料は国内外のサプライヤーや自社の有機農場から調達し、安心・安全な商品を提供することを重視しています。こだま食品は、食文化の大切さを伝え、健康によい商品開発を通じて、より良い食生活を提案しています。

こだま食品株式会社は、広島県福山市に本社を置き、東京営業所も設けています。グループ会社には「こだま試験農場株式会社」と「こだまベジフル株式会社」があります。こだま試験農場株式会社は、原料野菜の生産と一次加工を行う農業生産法人で、持続可能な農業を推進しています。こだまベジフル株式会社は、カットねぎやカット野菜全般、乾燥野菜の輸入販売を行っており、野菜の加工と販売に特化しています。これらの事業所は、こだま食品の理念に基づき、地域農業の振興と日本の農業活性化に貢献することを目指しています。全体で約110名の従業員が在籍し、各事業部門が連携して事業に取り組んでいます。