株式会社岡山ネジ

岡山ネジ製作所は、金属加工を専門とする企業で、主に建設機器部品、産業用ロボット部品、油圧コントロール部品、油圧コントロールバルブの組立を行っています。特に、ミクロン単位の精度を要求される加工を得意としており、NC旋盤やマシニングセンターを用いた複合加工を行っています。自社で材料調達から切削加工、熱処理、研磨、完成品の検査まで一貫して管理し、品質保証を徹底しています。具体的には、製品径はφ5～φ200の範囲で、様々な形状の加工が可能です。また、工場は24時間稼働しており、オートメーション化が進んでいます。これにより、高い生産性を実現し、顧客の多様なニーズに応えています。

岡山ネジ製作所の経営理念は、「削るは金属、創るは未来」という言葉に表されています。私たちは、金属加工を通じてお客様のニーズに応え、信頼される品質を提供することを目指しています。ビジョンとしては、顧客からの依頼を「宝の地図」と捉え、その地図に示された完成品を実現するために、最適な加工方法を選択し、常に新しい技術を追求しています。特に、難易度の高い依頼にも対応できる技術力を持ち、他社にはない特殊な加工方法を開発し続けています。方針としては、全ての工程を自社で管理し、品質保証を徹底することで、顧客の信頼を得ることを重視しています。これにより、岡山ネジ製作所は業界内での競争力を高め、持続可能な成長を目指しています。

岡山ネジ製作所は、1965年4月に岡山県岡山市で個人創業を開始し、油圧機器部品や機械部品の加工を始めました。1988年5月には自動車部品の加工を開始し、1989年8月に法人化され、現在の所在地に移転しました。2003年7月には中国遼寧省大連市に山本精密制造有限公司を設立し、国際展開を進めました。2004年にはISO9001:2008を取得し、品質管理の強化を図りました。2013年には第二工場が完成し、2019年には油圧コントロールバルブの組立を開始しました。2021年6月には岡山県鴨方町に配送センターを開設し、さらなる業務拡大を目指しています。これまでの歴史を通じて、岡山ネジ製作所は技術力の向上と顧客満足の追求に努めてきました。

岡山ネジ製作所は、産業用ロボット減速機部品、建設機械用部品、油圧コントロールバルブ部品の精密加工や組み立てを行っています。得意とする製品径はφ5～φ200で、NC旋盤の複合機加工やバーフィーダー付NC旋盤の子部品加工、センターレス研磨機による仕上げ加工、高速旋盤における仕上げ加工、マシンセンターによる様々な形状加工をメインに行っています。近年は、ガントリーローダーやFAロボットを用いた金属加工の自動化を進めており、工場は24時間稼働しています。これにより、高い生産性を実現し、顧客の多様なニーズに応えています。また、材料調達から加工、熱処理、組み立て、検査までの一貫生産体制を整えており、品質保証にも力を入れています。

岡山ネジ製作所は、岡山県倉敷市に本社を構え、第二工場と配送センターも同県内にあります。本社の所在地は倉敷市栗坂810-11で、敷地面積は1442㎡、建物面積は1106㎡です。第二工場は倉敷市下庄1104-20にあり、敷地面積は1025㎡、建物面積は692㎡です。また、配送センターは浅口市鴨方町六条院西3722-1に位置しています。グループ会社として、中国遼寧省大連市に「山本精密制造有限公司」を設立しており、国際的な展開も行っています。これにより、岡山ネジ製作所は国内外での生産能力を強化し、顧客の多様なニーズに応えています。