株式会社コンピュータシステム研究所

株式会社コンピュータシステム研究所は、土木・建設業界向けのコンピュータソフトウェアの開発、販売、メンテナンスを行っています。具体的には、土木積算、施工計画、原価管理、安全管理、住宅プレゼンテーション、積算見積もり、3次元CADなどのシステム・ソリューションを提供しています。また、各種マネジメントコンサルティング（ISO9000、14000、45001、BCP等）や建設業向けの教育サービスも手掛けています。さらに、3D画像解析ソリューションや関連機器の開発・販売も行っており、国内特許42件、国際特許2件を取得しています。主要な取引先には大手建設業者や中堅建設業者が含まれ、主要販売代理店には株式会社リコーやリコージャパン株式会社があります。

株式会社コンピュータシステム研究所の経営理念は「Access to prosperity」（繁栄へのキーをお受け取りいただく）です。私たちは、変化を感じ、変化に適応することが企業の価値を高めると考えています。1986年の創業以来、建設業界において価値を高めるためのシステム・アプリケーションを提供してきました。私たちの目指すのは、単なる道具の供給ではなく、次代を切り拓く革新的な武器の創造です。また、5つの価値観（Ownership、Be Professional、1mm Growth、Plan C、For Friends）を大切にし、主体性を持ち、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、常に向上心を持って取り組む姿勢を重視しています。

株式会社コンピュータシステム研究所は、1986年に設立されました。1993年には戦略経営システム「STAGE2」を販売開始し、1994年には土木積算システム「ATLUS」を販売しました。2000年にはISO9001コンサルティングを開始し、2001年には土木積算システム「ATLUS Sophia」を販売しました。2005年には株式会社システム総研と合併し、仙台営業所の新社屋が完成しました。2014年にはDWG互換CAD「JDraf」を販売開始し、2015年にはバーチャル住宅展示場作成システム「ALTA for VR」を販売しました。2020年には原価管理システム「MARS Evo」を販売し、2021年には子会社「株式会社平成企画システム」を吸収合併しました。近年では、2023年に「健康経営優良法人2024」に認定されるなど、企業としての成長を続けています。

株式会社コンピュータシステム研究所は、土木・建設業界向けに多様な商品とサービスを提供しています。主な製品には、土木積算システム「ATLUS」、労働安全衛生支援システム「SAVIOUR」、実行管理・原価管理システム「MARS」、安全管理強化のための工事総合管理ソリューション「ORPHEUS」があります。また、住宅営業戦略システム「ALTA Revolution」や、木造建築物の構造計算ソフト「KIZUKURI」、賃貸物件収支計算システム「オーナーズVision10」なども展開しています。さらに、3D画像センサー「Argos Saviour」を用いたセンシング事業も行っており、業界のニーズに応じたソリューションを幅広く提供しています。