大同信号電器株式会社

大同信号株式会社は、鉄道信号保安装置の製造、修理、販売を主な事業としています。また、電気機器やその他の機械器具の製造、修理、販売も行っています。さらに、鉄道信号保安装置や電気機械器具の設置工事及び修理工事を手掛けており、不動産の賃貸業務も展開しています。2023年3月31日現在、従業員数は535名で、連結従業員数は911名です。資本金は15億3万9千950円で、事業年度は4月1日から3月31日までです。大同信号は、ISO9001およびISO14001の認証を取得しており、品質管理と環境保護に努めています。

大同信号株式会社の企業理念は、「安全で信頼性の高い製品と質の高いサービスを提供し、より快適な社会の実現に寄与する」ことです。また、新技術に挑戦し、会社の発展と社員の幸福を追求することを目指しています。さらに、健全な企業活動を通じて社会に貢献し、環境との調和を図ることも重要な方針としています。2024年3月には「健康経営優良法人（大規模部門）」に認定され、従業員の健康を重視した経営を推進しています。これにより、快適な職場環境を整備し、社員がいきいきと働ける環境を目指しています。大同信号は、持続可能な企業発展を目指し、社会の安全・安心に貢献することを誓っています。

大同信号株式会社は、1929年11月に東京市大森（現・東京都大田区）で創業され、鉄道信号保安装置用機器の製造・修理・販売を目的としました。1944年には株式会社京三製作所に合併されましたが、1949年に独立し、新生大同信号株式会社が誕生しました。1956年には東京工場を新設し、生産体制を強化しました。1962年には東京証券取引所市場第2部に上場し、1965年度には売上高が19億5,396万円に達しました。1987年の国鉄分割・民営化に伴い、信号事業部門は新たな時代を迎え、1996年にはISO9001認証を取得しました。2000年代には、ISO14001認証を取得し、環境への配慮も強化しています。最近では、2012年に本社を東京都港区に移転し、さらなる発展を目指しています。

大同信号株式会社は、主に鉄道信号保安装置に関連する製品とサービスを提供しています。具体的には、信号機、ポイント装置、通信機器などの製造・販売を行い、鉄道の安全運行を支えています。また、設置工事や保守サービスも手掛けており、顧客のニーズに応じたトータルソリューションを提供しています。さらに、関連する電気機器や機械器具の製造・販売も行い、幅広い分野での技術力を活かしています。最近では、環境に配慮した製品開発にも力を入れており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。大同信号は、ISO9001およびISO14001の認証を取得しており、品質と環境管理の両面で高い基準を維持しています。

大同信号株式会社は、東京都港区に本社を置き、全国に複数の営業所や支社を展開しています。主な事業所には、浅川事業所、甲府支所、盛岡支所、大阪支店、北海道支社、東北支社、中部支社、四国支社、九州支社があります。また、グループ会社としては、大同信号電器株式会社、大同信号化工株式会社、大同電興株式会社、大同テクノサービス株式会社が存在し、それぞれが鉄道信号関連の製品やサービスを提供しています。これにより、大同信号グループは、鉄道業界における安全性と信頼性の向上に貢献しています。グループ全体での連携を強化し、顧客のニーズに応える体制を整えています。