オグス精機株式会社

株式会社小楠金属工業所は、自動車部品、オートバイ部品、産業機械（トラクター・コンバイン・バインダー等）、船外機のパワートレイン部品を製造・販売しています。主な製品には、エンジンの出力をホイールに伝えるためのパワートレイン部品が含まれ、動力伝達系パーツの電子化が進む中で、エンジンのパワーを効率的に引き出す技術が求められています。また、1968年からは農業機械分野にも進出し、強度と耐久性を重視した製品を提供しています。さらに、油圧機器部品やディーゼルエンジン部品、環境機器の製造も行っており、幅広い産業分野に対応した高品質な精密パーツを提供しています。売上高は96億円（グループ合計129億円）で、従業員数は390名（グループ合計700名）です。

株式会社小楠金属工業所は、社員が心身ともに元気に働ける職場を目指し、健康経営を推進しています。具体的には、定期健康診断を実施し、健診受診率を100%にすることを目標としています。また、法令を遵守し、社員の健康課題を把握し、必要な対策を検討する体制を整えています。さらに、SDGs行動宣言を掲げ、企業の社会的責任を自覚し、地域社会と共存しながら環境マネジメントシステムの継続的な改善に努めています。これにより、社員がその能力を最大限に発揮できる環境を整え、持続可能な成長を目指しています。

株式会社小楠金属工業所は、1946年にミシン部品の製造から始まりました。1950年に資本金50万円で法人化され、1953年には鈴木自動車工業（現スズキ）との協力工場となり、自動車部品の製造に移行しました。1968年からは農業機械分野にも進出し、1971年には創業20周年を迎えました。1998年には創業50周年を迎え、TPM（全員参加の生産管理）を導入しました。2001年にはISO9001とISO14001の認証を取得し、品質と環境管理の向上に努めています。2016年には創業70周年を迎え、現在も高品質な精密パーツを提供し続けています。最近では、太陽光発電装置の設置や海外進出も進めています。

株式会社小楠金属工業所は、自動車部品、四輪・二輪部品、農業機械など多くの産業分野に高品質な精密パーツを提供しています。主な製品には、エンジンの出力をホイールに伝えるためのパワートレイン部品があり、動力伝達系パーツの電子化が進む中で、エンジンのパワーを効率的に引き出す技術が求められています。また、オートバイや船外機などの中枢部品にも独自の技術が活かされています。さらに、1968年からは農業機械分野にも進出し、トラクターやコンバインなどの製品を展開しています。自社開発製品としては、研削盤専用の渦流円形クーラントタンクや、低床・狭スペース用クーラントタンクなどがあり、ユニット製品から多品種少量生産までフレキシブルに対応しています。

株式会社小楠金属工業所は、静岡県浜松市に本社を置き、複数の工場を運営しています。主な事業所には、本社工場、坪井工場、馬郡東工場、馬郡西工場があり、各工場は自動車部品や農業機械部品の製造を行っています。また、グループ会社として小楠熱処理工業株式会社、タツミ工業株式会社、オグス精機株式会社、小楠部品工業株式会社、OGUSU (THAILAND) CO., LTD.が存在し、国内外での生産体制を強化しています。特にOGUSU (THAILAND)は、2011年に設立され、農業用機器部品及び自動車部品の製造を行っており、工場敷地は33,000m²に及びます。これにより、グローバルな市場においても競争力を持つ企業として成長を続けています。