ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社

ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社は、主に生産施設、商業施設、住居施設、救命艇事業、建設事業を展開しています。生産施設では、工場などの効率化を図るためのトータルソリューションを提供し、教育施設の設計も手掛けています。商業施設では、専門店や飲食店、大型商業施設などの「売れる」空間づくりを支援し、集客性や周辺環境との調和を重視した企画力を活かしています。また、住居施設では、ユーザーニーズに応じた完全自由設計の住宅を提供し、地域のニーズに合った資金計画を提案しています。さらに、救命艇事業部では、アルミ浮揚型津波シェルターの販売や点検を行い、品質管理に細心の注意を払っています。これらの事業を通じて、より良い空間の創造に取り組んでいます。

ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社は、「より良い空間の創造」を経営理念として掲げています。お客様のニーズを徹底的に調査し、最適なプランを提案することで、事業の効率化や施設の活性化を実現することを目指しています。また、顧客とのコミュニケーションを重視し、先端技術を活用したビジュアル化を通じて、信頼性の高いプレゼンテーションを行うことに努めています。さらに、海外建設コンサルタント業務においては、立地条件や品質、コスト、工期の最適化を図り、トータルコストの軽減を目指しています。これらの方針を通じて、持続可能な成長を追求し、地域社会に貢献する企業を目指しています。

ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社は、1966年9月に神原林業株式会社として設立されました。1986年には7.5M全開型救命艇の型式承認を取得し、1989年からは6.5M全閉囲型救命艇の製造を開始しました。1992年には社名を常石林業建設株式会社に改称し、2007年には常石造船グループと合併し、ツネイシホールディングス株式会社の一部となりました。2010年12月にはツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社が設立され、救命艇事業が移譲されました。2013年からはアルミ浮揚型津波シェルターの製造を開始し、2014年にはその型式の原型承認を取得しました。近年では、2023年に株式会社ティエフシーを吸収合併し、事業のさらなる拡大を図っています。

ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社は、アルミ合金製の船舶や救命艇、建設事業を中心に多様な商品・サービスを提供しています。主な製品には、19GTから150GTクラスの旅客船、監視船、調査船などの業務船があり、特に双胴旅客船は減揺装置を装備し、快適な船旅を実現しています。また、沖縄・石垣島向けにFRP製のダイビングボートも製造しており、ハイブリッド構造のボートは耐久性に優れています。さらに、救命艇事業では、アルミ浮揚型津波シェルターの販売や点検を行い、品質管理に細心の注意を払っています。これらの製品は、顧客のニーズに応じた安全で快適な空間を提供することを目指しています。

ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社は、複数の事業部門を持ち、各部門が連携して事業を展開しています。主な事業部には、クラフト事業部、救命艇事業部、建設事業部があります。クラフト事業部では、アルミ合金製の船舶や関連製品の製造を行い、救命艇事業部では、救命艇の製造・点検・整備を担当しています。建設事業部は、商業施設や生産施設の設計・施工を行い、地域のニーズに応じた空間の創造に取り組んでいます。また、グループ会社としては、株式会社ティエフシーや常石造船グループの関連企業があり、これらの企業と連携しながら、より広範なサービスを提供しています。