エム・エフ・ヴィ株式会社

エム・エフ・ヴィ株式会社（M・F・V）は、化粧品容器や医薬部外品容器の開発・製造・販売を行う企業です。1943年に設立され、資本金は3000万円です。主にプラスチック容器の一貫生産を行い、特にイオンプレーティング真空蒸着技術に定評があります。この技術を用いて、高級感のあるオリジナルのプラスチック容器を製造し、大手化粧品メーカーとの取引実績も多数あります。また、岡山工場は外資系メーカーの工場査定で最高評価を獲得しており、厳しい品質基準をクリアするためのクリーンな環境への取り組みが評価されています。さらに、厚肉成形技術や特許取得のスプレー缶ガス抜きキャップの開発など、革新的な製品開発にも力を入れています。

エム・エフ・ヴィ株式会社の経営理念は、「企業は社会でこそ存在し得る」という考え方に基づき、常に社会に貢献することを目指しています。具体的には、企業人としてだけでなく、社会人として高い評価を受けることを目指し、社員が豊かな社会生活を営むために企業の成長と安定を図り、正当な利益を追求します。また、常に現状からの向上を目指し、誇りと情熱を持って取り組む姿勢を大切にしています。さらに、個性豊かな存在であることを目指し、得意分野を特化させることも重要視しています。これらの理念は、社員が一丸となって前進するための基盤となっており、和と協調の精神を持って、創意工夫をこらし最善の努力をすることが求められています。

エム・エフ・ヴィ株式会社は、1943年に設立され、初代社長の徳原義三が大阪市で合成樹脂成形の個人営業を開始しました。2001年には国際営業拠点として米国ニューヨークメトロエリアにM・F・V International Corporationを設立し、2002年には国際見本市「HBA」に初出展しました。2004年にはイタリアのボローニャで開催された世界最大の美理容見本市「Cosmoprof」にも初出展し、国際的なプレゼンスを高めました。2006年には、米国の大手クロージャーメーカーに「ワンタッチオープンキャップ」のライセンスを供与し、国内外の大手トイレタリーメーカーに採用されました。2013年には徳原全浩が社長に就任し、企業のさらなる成長を目指しています。