リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社は、主に印刷機器および印刷関連商品の製造・販売を行っています。具体的には、オフセット印刷機の設計・製造を中心に、機械器具設置工事の設計・施工および監理も手掛けています。また、中古印刷機の販売を行う古物商としての業務も展開しています。資本金は1億円で、リョービ株式会社が60%、三菱重工機械システム株式会社が40%の出資比率を持っています。2014年1月1日に設立され、広島県府中市に本社を構えています。決算期は12月31日です。

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社の経営理念は、「幅広い表現力を通じて、彩りのある社会づくりに貢献します」というものです。ビジョンとしては、「技術力と創造力で、ともに成長していく企業を目指します」と掲げています。さらに、企業が大切にする価値観として、常に自らを革新し続け、信頼される関係性を築き、多様な価値観を尊重することを重視しています。コーポレートメッセージでは、印刷物が人々の暮らしに明るく華やかな世界をもたらすことを強調し、心が豊かで喜びや楽しさに満ちた「彩りのある社会」を目指しています。

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社は、1943年に株式会社菱備製作所として設立されました。1961年にはオフセット印刷機の製造を開始し、1966年には小型オフセット印刷機「KR430」を発売しました。1985年にはA3判縦通しオフセット2色印刷機「RYOBI 3302M」を発表し、1997年には品質管理システム「ISO9001」の認証を取得しました。2014年1月1日にはリョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社として新たにスタートし、2018年には印刷システムの「自動化」を提案するなど、技術革新を続けています。2023年には生産性向上を目的とした第3工場を増設しました。

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社は、オフセット印刷機を中心に多様な印刷関連商品を提供しています。主な製品には、菊全判オフセット印刷機「RMGT 11」、菊全判ワイド/B1判の「RMGT 10」、菊全判の「RMGT 9」、A全判の「RMGT 9」、B2判の「RMGT 7」、菊半の「RMGT 6」、菊四の「RMGT 5」、A3縦の「RMGT 3」などがあります。これらの印刷機は、最新の技術を駆使しており、特に自動化や生産性向上を目指した機能が搭載されています。また、周辺機器やサポートサービスも充実しており、顧客のニーズに応じたトータルソリューションを提供しています。

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社の本社は、広島県府中市鵜飼町800-2に位置しています。また、同社はリョービ株式会社と三菱重工機械システム株式会社の合弁会社であり、両社の強みを活かした製品やサービスを提供しています。リョービ株式会社は印刷機器事業において長い歴史を持ち、三菱重工機械システム株式会社は大型印刷機の製造に特化しています。グループ全体で、国内外に広がる販売ネットワークを活用し、顧客のニーズに応じた高品質な印刷機器を提供しています。