株式会社静岡木工

株式会社静岡木工は、全国展開の販売店を中心に神棚や神具の販売を行っています。また、インターネットショップを通じて直接顧客への販売、設置、施工も手掛けています。お客様からの意見や声を商品開発に活かし、顧客の立場に立った「確かな品物」を提案しています。近年、職人の高齢化や後継者不足が問題視される中、同社は生産者との信頼関係を築き、十分な生産能力を確保しています。さらに、神棚業界の課題解決に向けた取り組みも進めています。静岡木工は、木製品を通じて心豊かな生活を提案し、地域社会に貢献することを目指しています。

株式会社静岡木工の経営理念は、「お客様の想いを大切に、心を込めた品物で、心安らぐ生活のお手伝いをする」ことです。また、「感謝」と「祈り」に秘められた日本の心を受け継ぎ、平和な未来に貢献することを目指しています。さらに、静岡木工に関わるすべての人と共に歩み、社会に必要とされる会社を目指す方針を掲げています。自然への畏敬と感謝の心から生まれた日本の神さまを大切にし、地域社会に貢献することを重視しています。これらの理念を基に、同社は木製品を通じて心豊かな生活を提案し続けています。

株式会社静岡木工は、昭和36年に杉本可六によって「杉本木工」として創業され、木製品雑貨製造業を開始しました。昭和53年には静岡木工製作所を開業し、昭和59年に法人組織「有限会社静岡木工」を設立しました。平成14年10月には社長が杉本頼則に交代し、平成16年には本社を現在地に移転しました。平成18年には楽天市場にオンラインショップ「神棚の里」を開店し、平成19年にはYahooショッピングにも出店しました。平成25年にはモダン神棚を発表し、平成28年にはグッドデザイン賞を受賞しました。令和元年には渋谷ヒカリエに神棚の里をオープンし、令和二年には経済産業省から地域未来牽引企業に認定されました。令和六年には株式会社静岡木工に商号変更し、社長が杉本直子に交代しました。

株式会社静岡木工は、神棚や神具を中心に多様な商品を提供しています。特に「モダン神棚」は、現代の住環境に合わせたデザインで、洋室にも馴染むように設計されています。また、オリジナル商品として「清めの盛塩 八角」を販売しており、これは純国産の塩を使用した高品質な盛り塩です。さらに、神棚の設置や神具のセットも取り扱っており、初心者向けの「屋根違い三社 なごみ 小 神棚セット」なども人気です。静岡木工は、家庭での神まつりを次の世代に受け継ぐことを目指し、材質やデザインにこだわった商品を展開しています。これにより、顧客のニーズに応え、心豊かな生活を提案しています。

株式会社静岡木工は、静岡県榛原郡吉田町住吉に本社を構えています。事業所としては、静岡モディや東京浅草まるごとにっぽんなど、複数の店舗を展開しており、神棚や神具の販売を行っています。また、オンラインショップ「神棚の里」を運営し、全国のお客様に商品を提供しています。グループ会社としては、国産榊を扱う関連リンクも存在し、地域の特産品を活かした商品展開を行っています。静岡木工は、地域社会とのつながりを大切にし、地元の職人と協力しながら、品質の高い製品を提供することを目指しています。