松田食品工業株式会社

松田食品工業株式会社は、1946年に大阪で創業した食品メーカーです。主に大豆加工食品の製造・販売を行っており、特に味付け油揚げが主力商品です。1977年に味付け油揚げの製造に特化したメーカーとして設立され、現在では寿司材料や和惣菜、和スイーツの製造・販売も手掛けています。2023年3月期の売上高は6,765百万円で、従業員数は250名です。事業所は大阪、東京、名古屋、福岡にあり、工場は大阪に位置しています。松田食品工業は、和食の良さを広めることを目指し、季節の食材を活かした商品開発に取り組んでいます。

松田食品工業株式会社は、「和」を軸にした自由な発想で、安心・安全な食品の提供を目指しています。創業以来、和食の良さを広めることに注力し、特に大豆製品や和惣菜の開発に力を入れています。季節の食材を活かした商品開発を行い、年中行事に合わせたメニューを提案することで、食文化の継承と発展を図っています。また、環境への配慮も重視し、エコアクション21の認証を取得し、廃油やおからの再利用、省エネ活動に取り組んでいます。これにより、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

松田食品工業株式会社は、1946年（昭和21年）に大阪市生野区で松田商店として創業しました。1948年には豆腐店を開店し、1951年には自動油揚げ機を導入しました。1977年に松田食品工業株式会社として法人化され、1979年には本社工場が完成しました。1982年には資本金を1,000万円に増資し、1987年には東京営業所を開設しました。1991年には厚生大臣賞を受賞し、1995年には中国大連市に合弁企業を設立しました。近年では、2020年に大阪府知事賞を受賞し、2022年にはFSSC22000の認証を取得しました。創業から75年以上の歴史を持ち、和食の良さを広めるために努力を続けています。

松田食品工業株式会社は、業務用の味付け油揚げや大豆製品、寿司具材、冷凍惣菜など多岐にわたる食品を製造・販売しています。主力商品には、いなり揚げ、フレーバー揚げ、刻印揚げ、キャラクター揚げなどがあり、これらは日本の伝統的な味を大切にしながらも、現代のライフスタイルに合わせた商品開発が行われています。また、和スイーツの開発にも力を入れており、餡を使用した商品も展開しています。これにより、松田食品は国内外での販路を拡大し、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどで日本の伝統の味を広めることに努めています。全ての製品は、安心・安全を重視し、高品質な商品作りに取り組んでいます。

松田食品工業株式会社は、大阪市生野区に本社を置き、東京、名古屋、福岡に支店を展開しています。主な工場は大阪にあり、ここで大豆加工食品や寿司材料、和惣菜などを製造しています。また、関連会社として株式会社京都庵と大連天賜食品有限公司があります。株式会社京都庵は1992年に設立され、京都で本物の豆腐や油揚げを製造しています。大連天賜食品有限公司は1995年に設立され、中国大連市で和惣菜の製造を行っています。これらの事業所を通じて、国内外での販路拡大を目指し、日本の伝統的な味を広める活動を行っています。