株式会社ユーデンテクノ

株式会社友電舎は、めっきなどの表面処理技術を中心に、工業用素材や部材の開発支援を行っています。主な事業内容は、各種金属素材や微細加工部材に機能めっきを施すことです。具体的には、SMDパッケージ用LID、通信基地局用部品、LED・LD部品、微細プレス部品、やきつかナット®、やきつかボルト®、半導体パッケージ部品、接点部品、EV端子、ステム、リードフレームなど、多岐にわたる部材の機能性向上に取り組んでいます。また、当社は、量産品から多種少量品まで対応可能で、比較的安価に多彩な金属質感を表現できる技術を持っています。さらに、無電解めっきや化成処理、真空めっきなど、様々な表面処理技術を駆使し、顧客のニーズに応じた高品質な製品を提供しています。

株式会社友電舎は「不可能への挑戦」を経営理念に掲げ、創業以来、表面処理技術を通じてお客様のものづくりの課題に取り組んできました。特に、メカトロニクスの進展に伴い、部品や素材の要求水準が高まる中で、難加工な高度なめっき技術の開発に注力しています。私たちは、従来できないとされていた案件にも果敢に挑戦し、お客様の究極的なニーズに応えることを目指しています。また、サービスの提供においては、製品の検査結果を納品時にユーザー様に提出し、データを完全に保管することで、品質保証を徹底しています。今後は、表面処理技術のシーズ開発を進め、金属加工全般に技術を拡大し、国際貢献を目指す企業として成長していく所存です。

株式会社友電舎は、1955年に秋山千尋（現会長）が避雷針先端の金めっき専門業務で創業しました。1973年には株式会社友電舎を設立し、機能めっき分野に進出しました。1972年には大阪市福島区に4階建ての本社を建設し、1977年には此花工業団地内に「此花工場」を建設しました。1999年にはISO9001認証を取得し、2000年にはISO14001認証を取得しました。2010年には秋山正洋社長が就任し、2011年には電気自動車の充電口向け特殊表面処理を開始しました。最近では、2023年に研究開発棟を建設し、ファブレスメーカーに向けた拠点を整備しています。友電舎は、常に新技術の開発に取り組み、業界のリーダーとして成長を続けています。

株式会社友電舎は、表面処理技術を駆使して多様な商品とサービスを提供しています。主なサービスには、電気めっき、無電解めっき、化成処理、真空めっき、溶解めっき、電着塗装などがあります。これらの技術を用いて、SMDパッケージ用LID、通信基地局用部品、LED・LD部品、微細プレス部品、やきつかナット®、やきつかボルト®、半導体パッケージ部品、接点部品、EV端子、ステム、リードフレームなど、さまざまな部材の機能性向上に取り組んでいます。また、量産品から多種少量品まで対応可能で、比較的安価に多彩な金属質感を表現できる点が特徴です。特に、無電解めっきは高い膜厚精度を持ち、機能めっきに適しています。友電舎は、顧客のニーズに応じた高品質な製品を提供し、ものづくりの課題解決に貢献しています。

株式会社友電舎は、ユーデングループの一員として、事業持株会社であるユーデングループHD株式会社を2009年に設立しました。グループには、株式会社友電舎、商社部門の株式会社ユーデン、フープめっきを行う株式会社ユーデンテクノが含まれています。株式会社ユーデンは電子部品や工業用機能部品のニュービジネス構築を行い、株式会社ユーデンテクノはフープ材や特殊素材の表面処理、開発、製造、販売を手掛けています。また、友電舎は大阪府大阪市此花区に本社を構え、常吉工場を中心に生産活動を行っています。グループ全体で、表面処理技術の研究開発や新技術の導入に取り組み、顧客のニーズに応える体制を整えています。