八千代工業株式会社

八千代工業株式会社は、1963年に設立され、主に針製品、毛糸、手芸用品、文具、玩具、家庭用品、スポーツ、レジャー用品の企画・製造・販売を行っています。特に、針製品においては、国内外での需要に応えるため、品質管理を徹底し、ISO 9001を取得した工場で生産しています。また、OEM（相手先ブランド名製造）にも対応しており、顧客のニーズに応じた製品を提供しています。2023年10月末現在、従業員数は約434名（国内134名、海外300名）で、広島県広島市に本社を構えています。八千代工業は、環境への配慮を重視し、持続可能な経営を目指しています。

八千代工業株式会社の経営理念は「モノ創りの精神」を通じて社会に価値を提供することです。具体的には、製造業として製品を通じて人々に価値を提供し、平等主義の精神を持って全てのステークホルダーの豊かさを追求します。また、「4C精神」を掲げ、時代の変化に柔軟に対応し、失敗を恐れず挑戦し、努力する者に機会を与え、創造性を持って新しい価値を生み出すことを目指しています。さらに、健康経営を重視し、従業員の健康維持・増進に取り組むことで、持続的な企業成長を実現することを目指しています。これにより、従業員がいきいきと働ける環境を整え、社会貢献を果たす企業を目指しています。

八千代工業株式会社は、1963年4月に三宅製針株式会社八千代工場として広島県高田郡八千代町にて創業しました。1963年12月には八千代工業株式会社として法人化し、資本金200万円で設立されました。1970年には資本金を450万円に増資し、1971年には広島市に営業所を開設しました。1986年には八千代工場と広島工場を廃止し、現在の広島市安佐北区可部に統合移転しました。1991年には中国遼寧省に合弁企業を設立し、1998年には100%独資の企業を設立しました。2000年には経営革新企業に承認され、2013年にはセイブ株式会社と合併しました。近年では、2023年に健康経営優良法人に認定されるなど、持続可能な経営を目指しています。

八千代工業株式会社は、広島県広島市安佐北区可部に本社を置き、国内外に複数の事業所を展開しています。主な事業所には、飯室物流センター（広島県広島市安佐北区）、九州支店（福岡県朝倉郡筑前町）、東京営業所（東京都台東区）があります。また、中国には丹東大信制釘制針有限公司を持ち、ISO 9001を取得した工場で製造を行っています。2023年10月末現在、従業員数は約434名（国内134名、海外300名）で、グループ会社としては、OEM製造を行う企業も含まれています。八千代工業は、地域社会との連携を重視し、持続可能な経営を目指しています。