株式会社福屋

株式会社福屋は、広島を拠点とする百貨店であり、1929年に設立されました。現在、八丁堀本店をはじめ、広島駅前店、五日市福屋、呉店、岩国店、三次店、西条店、焼山店、福屋広島空港ショップなど、合計9つの店舗を展開しています。福屋は、地域の特産品を取り扱う「ザ・広島ブランドギフト」の販売促進にも力を入れており、オンラインショップでも購入可能です。また、広島市との包括連携協定を結び、地域活性化や市民サービスの向上に貢献しています。2023年3月時点で、従業員数は650名（男性180名、女性470名）で、資本金は4億6千万円です。福屋は、顧客に親しまれ、信頼される百貨店を目指し、常にお客様の幸福に寄与することを企業理念としています。

株式会社福屋の経営理念は「皆様の福屋」をモットーに、お客様の幸福に寄与する百貨店であり続けることです。具体的には、お客様に親しまれ愛される百貨店を目指し、信頼される存在でありたいと考えています。また、お客様と夢や感動を分かち合えるような体験を提供することを重視しています。この理念に基づき、福屋は地域社会との連携を強化し、広島市との包括連携協定を結ぶなど、地域活性化にも積極的に取り組んでいます。これにより、地域の特産品の販売促進や市民サービスの向上を図り、地域全体の発展に寄与することを目指しています。

株式会社福屋は、1929年8月に設立され、同年10月1日に広島で初めての百貨店として開店しました。1938年には現在の本店所在地に新店舗を完成させ、「白亜の殿堂」と称される地上8階地下2階の近代建築が誕生しました。しかし、1945年8月の原子爆弾投下により店舗は廃虚となり、1946年2月に1階部分で営業を再開しました。1954年には全館復旧工事が完了し、以降も増床を重ね、1975年には八丁堀本店が現在の形となりました。1978年には呉店が初めての分店としてオープンし、以降も多くの店舗を展開しています。2009年には広島駅前店がオープンし、地上11階地下1階のスケールで広島の玄関口を華やかに演出しています。2023年3月時点で、福屋は650名の従業員を抱え、地域に根ざした百貨店として成長を続けています。