株式会社大野石油店

株式会社大野石油店は、広島を拠点に多岐にわたる事業を展開しています。主な事業内容には、石油製品および自動車関連商品の販売、自動車整備、中古車販売、保険代理業（生命保険、損害保険）、CD・ビデオ・DVDのレンタル販売（TSUTAYA）、本・CD・DVDのリサイクル（BOOKOFF）、個別指導塾（WAM）、光触媒関連事業、太陽光発電システムの販売施工の仲介などがあります。特に、サービスステーションを通じて地域密着型のサービスを提供し、顧客のニーズに応えることを重視しています。また、2021年12月期の売上高は115億円、2022年12月期は119億円、2023年12月期は114億円と安定した業績を維持しています。従業員数は176名（2024年4月現在）で、地域社会に貢献する企業としての役割を果たしています。

株式会社大野石油店は、「ありがとうとお客様から聞ける店」を目指し、地域密着型のサービスを提供しています。サービス業においては、感謝の気持ちを明るい笑顔と迅速な対応で表現することが重要と考えています。お客様の車を最良の状態に保つため、専門知識に基づいた技術的なサービスを提供し、心からの満足を追求しています。また、法人のお客様に対しては、給油所ネットワークを活用し、ガソリンや軽油の供給だけでなく、自動車保険や車検、洗車など多岐にわたるサービスを展開しています。大野グループは、地域社会に貢献し、安心・安全・快適なサービスを提供することを経営理念とし、日々努力を重ねています。

株式会社大野石油店は、1947年12月20日に設立されました。設立の背景には、1945年の原爆投下による広島の壊滅的な状況がありました。生き残った仲間たちは、地域の復興に向けて石油の重要性を認識し、第一号店を西白島にオープンしました。その後、1950年には山陽石油株式会社を設立し、1952年から1958年にかけて八丁堀、呉、横川などの給油所を次々と開設しました。1967年には社是「『ありがとう』とお客様から聞ける店」を制定し、地域密着型のサービスを強化しました。以降も、給油所の拡大や新事業の立ち上げを続け、2021年には出光興産株式会社の特約店としてブランドを一新しました。現在も地域社会に貢献し続ける企業として成長を続けています。

株式会社大野石油店は、幅広い商品とサービスを提供しています。主な商品には、石油製品（軽油、灯油、A重油など）や自動車関連商品（潤滑油、タイヤなど）が含まれます。また、サービスとしては、自動車整備、車検、板金塗装、コーティング、メンテナンスなどを行っています。さらに、法人向けには給油所ネットワークを活用した燃料供給や自動車保険、火災保険などの保険サービスも提供しています。加えて、CD・DVDのレンタル販売や光触媒関連事業、太陽光発電システムの販売施工の仲介も行っており、地域のニーズに応じた多様なサービスを展開しています。大野石油店は、地域密着型のサービスを通じて、顧客の満足度向上に努めています。

株式会社大野石油店は、広島県内に直営のサービスステーションを28店舗展開しており、さらにLPG事業所やCNG事業所も併設しています。また、車検センターや商品センター、TSUTAYAの店舗を2店、BOOKOFFを1店、個別指導塾のWAMを1店運営しています。グループ会社には、山陽石油株式会社、山陽礦油株式会社、株式会社大野興産、株式会社エー・ピー・サンヨー、株式会社カークリニックサンヨー、株式会社メンテ・オオノ、株式会社エコートなどがあり、これらの企業が連携して地域のニーズに応えています。大野グループ全体で、県下に40店余りのサービスステーションを持ち、地域No.1のサービスを目指しています。