大阪運輸株式会社

大阪運輸株式会社は、1970年の設立以来、大阪港を中心に港湾荷役業務や一般貨物運送業務を行ってきました。主な事業内容は、海陸一貫業務、高品質港湾物流、港湾荷役事業、一般貨物運送事業です。特に、港湾荷役業務では、船内荷役、沿岸荷役、倉庫業務、場内業務を行い、40年以上の経験を活かして安全・迅速・的確なサービスを提供しています。また、海上コンテナ輸送業務や貨物配送業務を通じて、海と陸を繋ぐ総合的な物流サービスを展開しています。大阪運輸は、国際戦略港湾としての役割を担い、グローバルな物流体制の構築にも力を入れています。

大阪運輸株式会社の経営理念は「信頼を繋ぐ」であり、1970年の設立以来、港湾荷役事業を通じて培った経験とノウハウを活かし、安全・迅速・的確なサービスを提供することを目指しています。ビジョンとしては、「One of the Asia.」を実現するグローバル・ロジスティクス・カンパニーを目指し、大阪・関西から日本、さらには海外へと視野を広げています。国際戦略港湾としての役割を果たし、アジアのハブ港化を推進するため、大阪港と堺泉北港を拠点に、海陸一貫の複合輸送体制を確立しています。これにより、顧客との信頼の絆を深め、国際物流の担い手としての責任を果たしていく方針です。

大阪運輸株式会社は、1970年6月に設立され、当初は資本金500万円でスタートしました。1971年には社屋を大阪市住之江区に移転し、1974年には船内荷役事業の免許を取得しました。1977年には船内荷役事業の免許拡大認可を受け、1988年には泉北港小松埠頭に上屋を取得し、海陸一貫体制を確立しました。1991年には大王海運との協力により、船内・沿岸・陸送の一貫作業を実現しました。2003年には一般貨物自動車運送事業免許を取得し、2011年には大阪南港に自社倉庫を開設しました。これにより、国際戦略港湾としての役割を強化し、現在では日本全国及び国際物流の拠点として成長を続けています。

大阪運輸株式会社は、海陸一貫業務を中心に、様々な商品やサービスを提供しています。主なサービスには、海上コンテナ輸送業務、貨物配送業務、港湾荷役業務が含まれます。海上コンテナ輸送業務では、大阪南港を拠点に、1日に約200TEUのコンテナを指定倉庫へ配送しています。貨物配送業務では、鋼材、冷凍食品、雑貨など多様な商品をトレーラーや冷凍車でお客様の指定先に届けています。また、港湾荷役業務では、船内荷役や沿岸荷役を行い、倉庫業務も手掛けています。これにより、顧客のニーズに応じた高品質な物流サービスを提供し、信頼の絆を築いています。

大阪運輸株式会社は、大阪南港、堺泉北港、大阪北港の3つの主要エリアに事業所を展開しています。大阪南港エリアには、自社倉庫である大阪ロジスティクスセンターがあり、海陸一貫業務を通じて高品質な港湾物流サービスを提供しています。堺泉北港エリアでは、泉北ロジスティクスセンターを中心に、食品や雑貨、機械等の物流業務を行っています。また、大阪北港エリアでは、最新のデジタル機器を用いた場内業務を展開し、多種多様な商品を取り扱っています。さらに、吉川ロジスティクスグループとして、17社のネットワークを活かし、食品、鉄鋼、セメント、環境など各業界の物流・生産活動をサポートしています。