シーコム株式会社

シーコム株式会社は、広島県に本社を置く自動車・航空宇宙関連部品の開発試作メーカーです。1978年に創業し、各種金属部品の板金加工や組み立てを行っています。主な事業は、機械・移動体部門と航空宇宙部門に分かれ、特に航空エンジン部品やロケットエンジン部品の製造に力を入れています。また、型具や治具の設計・製造も手掛けており、「想いをかたちにする、チカラがある」をモットーに、先端技術を提供しています。国内には3つの工場と3つの営業所を持ち、多様な顧客ニーズに応える体制を整えています。

シーコム株式会社の経営理念は「想いをかたちにする、チカラがある」であり、最先端の技術力を駆使して高品質で短納期の製品を提供することを目指しています。具体的には、挑戦（Challenge）、対話（Communication）、創造（Originality）、躍動（Movement）の4つの価値観を重視しています。これにより、顧客満足度を高め、社員一人ひとりが活き活きと働ける環境を整えることを方針としています。また、戦国時代の毛利元就の教えに基づき、3本の矢の結束を象徴するロゴを採用し、技術力の向上と国際的な受け入れを目指しています。

シーコム株式会社は1978年に中国自動車工業株式会社内で自動車の試作鈑金事業に参入し、1984年に分離独立して中国技工株式会社を設立しました。1985年には国内初の5軸レーザー加工機を導入し、1987年からは汎用ガスタービン事業に進出しました。1991年には航空宇宙部品事業に参入し、1999年にはISO9001を取得しました。2008年に社名をシーコム株式会社に変更し、2010年には新航空機工場を増築しました。最近では、2020年に航空宇宙・防衛産業国際認証である非破壊検査Nadcapを取得し、業務の拡大を続けています。

シーコム株式会社は、機械・移動体部門と航空宇宙部門において、各種金属部品の板金加工や組み立てを行っています。特に、自動車試作板金や航空機エンジン部品、ロケットエンジン部品、ガスタービンエンジン部品などの製造に注力しています。また、型具や治具の設計・製造も手掛けており、顧客のニーズに応じたカスタマイズが可能です。さらに、特殊金属加工や精密板金技術を活かし、時代の先端を行く製品を提供しています。「想いをかたちにする、チカラがある」をモットーに、顧客満足度の向上を目指しています。

シーコム株式会社は、広島県広島市に本社を置き、観音工場と名古屋工場を有しています。本社工場は広島市中区光南5丁目2-41に位置し、観音工場は広島市西区観音新町2丁目15-1、名古屋工場は愛知県豊田市深見町常楽998-59にあります。また、関東、関西、九州にそれぞれ営業所を設けており、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。グループ会社としてエーコム株式会社があり、シーコムの技術力を活かした製品開発を行っています。