株式会社文華堂

株式会社文華堂は、明治元年に創業した企画・デザイン・印刷・印鑑の会社です。主な事業内容には、名刺印刷、印章・ゴム印の制作、家系図作成支援、オンライン名刺管理システム「名刺deネット」の提供などがあります。また、環境に配慮した「おりづる再生紙」を使用した商品も展開しており、広島平和記念公園に寄せられたおりづるを再利用した名刺などがその一例です。文華堂は「縁繋（えんけい）支援業」として、お客様同士の互恵関係を育むことを目指し、顧客のビジネスの発展をサポートしています。さらに、オフセット印刷からオンデマンド印刷まで、様々な印刷ニーズに応えるサービスを提供しています。

株式会社文華堂の経営理念は「社会に役立ちお客様に喜んで頂こう」という志に基づいています。具体的には、創意工夫を通じて社会の進歩向上に貢献し、世の人々に存在価値を持つ企業を目指しています。また、技術錬磨を重視し、顧客と共に満足・感動を共有できる技術力を持った人間を育成することを目指しています。未来創造の観点からは、社会正義を持ち、健全な企業活動を実践し、調和のとれた企業体質を培うことを方針としています。文華堂は、様々な人や自然との共存を大切にし、未来へのコミュニケーションを重視しています。これらの理念を基に、持続可能な社会の実現に向けたSDGsの達成にも取り組んでいます。

株式会社文華堂は、明治元年（1868年）に創業されました。創業以来、数々の変遷を経て、現在に至ります。主な歴史的な出来事としては、昭和54年（1979年）に株式会社として設立され、同年に本社ビルを建設しました。昭和60年（1985年）にはタカノ橋店と工場を開設し、平成2年（1990年）には有限会社ザ・パリスを設立しました。平成14年（2002年）には伊東由美子が代表取締役に就任し、平成23年（2011年）にはおりづる再生プロジェクトを設立しました。平成29年（2017年）には創業150周年を迎え、平成30年（2018年）にはプライバシーマークを取得しました。令和2年（2020年）からは伊東剛が代表取締役に就任し、令和5年（2023年）には八丁堀店を本社に統合しました。文華堂は、長い歴史の中で地域社会に貢献し続けています。