株式会社ヒロセキ

株式会社ヒロセキは、ガスケット、パッキン、断熱材の加工販売を行う企業です。1959年に設立され、ニチアス株式会社の代理店としても知られています。主な製品には、ガスケットやパッキン、耐火断熱材、高機能樹脂製品、ゴム加工品、金属加工品などがあり、これらは石油・化学プラント、LNG基地、船舶、発電所などの多様な産業で使用されています。特に、ガスケットは配管の継ぎ目部分での漏れを防ぐ重要な役割を果たしています。また、断熱材は熱の伝わりを断つために使用され、エネルギーコストの低減や生産効率の向上に寄与しています。ヒロセキは、顧客の要望に応じた防熱材の選定から取り付けまで一貫したサービスを提供し、技術の向上に努めています。

株式会社ヒロセキの経営理念は、製販一体の利点を生かし、優れた技術と誠意あるサービスを提供することを目指しています。また、企業活動を通じて取引先や地域に対して責任を果たし、社会から信頼される会社づくりを目指しています。さらに、社員が自信と誇りを持って働き、働く喜びを実感できる職場環境の構築にも力を入れています。これらの理念は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みや、健康経営の実践にも反映されており、社員の健康と働きやすさを重視した経営方針を採用しています。ヒロセキは、これらの理念を基に、社会に貢献し続ける企業を目指しています。

株式会社ヒロセキは、1959年（昭和34年）7月に広島石綿商会として設立され、ガスケットやパッキンの加工販売を開始しました。1961年には日本アスベスト株式会社（現ニチアス株式会社）の代理店に昇格し、1962年には有限会社協和加工を吸収し、有限会社広島石綿商会に組織変更しました。1971年には中国四国保温保冷工業協会に入会し、1973年には西条工場を新設しました。1975年には岩国営業所を開設し、1984年には有限会社広島石綿商会から有限会社ヒロセキに商号変更しました。1994年には株式会社ヒロセキに組織変更し、以降もISO認証の取得や新工場の設立を行い、2021年には現住所に本社社屋を新築移転しました。ヒロセキは、60年以上にわたり、産業分野でのシール材の加工販売を通じて多くの実績を積み上げてきました。

株式会社ヒロセキは、ガスケット、パッキン、断熱材を中心に多様な商品を提供しています。主な製品には、低温配管用の断熱支持材「フォームナート® サポート」、低温のフランジやバルブに使用される「グラシール® ボルテックス® ガスケット-L」、耐火・耐冷被覆材「マンドシール™」などがあります。これらの製品は、石油・化学プラント、LNG基地、発電所などの産業で使用され、漏れを防ぎ、熱を断つ役割を果たします。また、ヒロセキは顧客の要望に応じた防熱材の選定から取り付けまで一貫したサービスを提供し、エネルギーコストの低減や生産効率の向上に寄与しています。さらに、医療機器用のふっ素樹脂製チューブや、食品業界向けのサニタリー用ガスケットなど、幅広いニーズに対応した製品を取り揃えています。

株式会社ヒロセキは、広島県広島市に本社を置き、以下の営業拠点を展開しています。岩国営業所（山口県岩国市）、松山営業所（愛媛県松山市）、西条工場（広島県東広島市）があります。これらの拠点は、地域のニーズに応じた製品の提供とサービスを行い、効率的な物流体制を構築しています。また、ヒロセキはニチアス株式会社の代理店としても活動しており、グループ会社としての連携を強化しています。これにより、より広範な製品ラインナップと技術力を顧客に提供し、産業界の発展に寄与しています。