株式会社みどりホールディングス

みどりグループは、中四国を中心に不動産を活用した多様な事業を展開しています。主な事業内容には、まちづくり事業とひとづくり事業があります。まちづくり事業では、マンションやオフィスビル、病院、介護施設、商業施設などの管理業務を行い、地域の公共施設やスポーツ施設の管理も手掛けています。特に、2016年にはテナント入居率を70%から96%に引き上げる成果を上げました。また、広島市で唯一の商業施設内水族館「マリホ水族館」をオープンし、地域の活性化に貢献しています。ひとづくり事業では、介護施設の運営や院内保育施設の委託、給食サービスなどを展開し、地域社会のニーズに応えています。これらの事業を通じて、地域の活性化と持続可能な社会の実現を目指しています。

みどりグループの経営理念は、「豊かな心とチャレンジ精神をもって、笑顔あふれる『ひと』と『まち』づくりに貢献します」というものです。目指す姿としては、「まち」の再構築を先導し、地域社会の豊かな未来を創造することを掲げています。大切にする価値観には、「誇り」や「つながり」を重視し、新たな価値創造に挑戦し、サステナブルな未来に向けて進化することが含まれています。また、時代のニーズに応じて人と人、地域をつなぐことを基本方針とし、信頼を築きながら笑顔があふれる社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。これにより、地域社会の活性化と持続可能な発展を目指しています。

みどりグループは、1956年に初代社長の岡島正行が広島市中区袋町で個人創業したことから始まりました。1961年には第一建物管理株式会社を設立し、1963年には株式会社第一ビルサービスを設立しました。1981年には資本金を1,000万円に増資し、1985年には杉川聡が代表取締役に就任しました。1993年には新社屋を完成させ、広島市中区南千田東町に本社を移転しました。2001年には資本金を2,000万円に増資し、2003年にはISO9001:2000を取得しました。2005年には社名を株式会社第一管理から株式会社第一リアルティに変更しました。2011年には社名を株式会社第一ホールディングスから株式会社みどりホールディングスに変更し、2012年にはマリーナホップの運営業務を開始しました。最近では、2023年に株式会社山電がグループに参加するなど、事業の拡大を続けています。

みどりグループは、さまざまな商品とサービスを提供しています。主なサービスには、エポカケアサービスとエポカフードサービスがあります。エポカケアサービスでは、高齢者に穏やかで温かい居住空間を提供し、地域の子どもたちがのびのびと育つ環境を整えています。エポカフードサービスでは、病院や高齢者施設、保育所向けに美味しい給食を提供し、特にスポーツ栄養に基づいた食事を通じてアスリートをサポートしています。また、地域のニーズに応じたメニュー開発や、手作りにこだわった給食を提案し、安心・安全な食事を提供しています。さらに、公共施設の管理やプロパティマネジメント、指定管理事業なども手掛けており、地域の活性化に貢献しています。