株式会社TAC

株式会社田島軽金属は、主にアルミ鋳物の製造を行っています。特に、アルミ鋳物の設計から木型、鋳造、加工までを一貫して提供し、顧客のニーズに応じた製品を製造しています。田島軽金属は、アルミ鋳物を通じて「新しいものづくりへの挑戦」を掲げ、日々の開発・製作に取り組んでいます。特に、ポアレスキャスト技術を用いた高品質な砂型アルミ鋳物の製造に力を入れており、これにより高気密部品や高信頼性部品の製造が可能となっています。さらに、同社は大型アルミ鋳物の製造にも対応しており、2トンを超える大物鋳物の製造が可能です。これにより、液晶製造装置部品などの大型部品も手掛けています。田島軽金属は、顧客の「お困りごと」に対しても柔軟に対応し、品質の向上を図っています。

株式会社田島軽金属の経営理念は「お客様の繁栄」「社員の幸福」「社会の発展」です。この理念のもと、同社は「ものづくりは人づくり」を信条に、社員の成長と物心両面の豊かさを最大の喜びとし、社会に貢献する価値創造企業を目指しています。具体的には、お客様に選ばれ続けるための努力を重ね、自己の成長を促進し、選ばれる人財となることを目指しています。また、品質方針としては、顧客に安心と信頼を提供するため、品質・コスト・納期の継続的な改善を追求しています。環境方針においては、環境負荷の低減を目指し、エコアクション21の取り組みを通じて、二酸化炭素排出量や廃棄物の削減に努めています。これらの方針は、全社員に周知され、実行されています。

株式会社田島軽金属は、1968年（昭和43年）に川口地区で創業しました。1982年（昭和57年）には有限会社田島軽合金鋳造所を設立し、有機自硬性プロセスを導入しました。1990年（平成2年）には社名を株式会社田島軽金属に変更し、鋳型反転装置を開発しました。1994年（平成6年）には現在の埼玉県羽生市に移転し、1996年（平成8年）からはアルミ基複合材料（MMC）事業を開始しました。1999年（平成11年）には大型鋳物工場を増設し、2002年（平成16年）にはMMC工場を増設、大型熱処理炉を導入しました。2007年（平成19年）には日本鋳造協会から技術賞を受賞し、2008年（平成20年）には新工場（小松台工場）が稼働を開始しました。さらに、経済産業省から「元気なモノ作り中小企業300社」に選定されるなど、成長を続けています。

株式会社田島軽金属は、主にアルミ鋳物の製造を行っており、特に「ポアレスキャスト」と呼ばれる高品質砂型アルミ鋳物技術に力を入れています。この技術は、内部品質が大幅に向上しており、高気密部品や高信頼性部品の製造が可能です。ポアレスキャストは、真空チャンバーや真空ポンプなどの真空部品、産業機械の重要部品に使用され、従来の圧延材からの置き換えも可能です。また、同社は大型アルミ鋳物の製造にも対応しており、2トンを超える大物鋳物の製造が可能です。さらに、景観鋳物として公園や庭園の装飾的な鋳物製品も手掛けており、ベンチや街灯、噴水など多岐にわたる製品を提供しています。田島軽金属は、1品からの小ロット生産にも対応し、顧客のニーズに柔軟に応えています。

株式会社田島軽金属は、埼玉県羽生市に本社および工場を構えています。具体的な所在地は、〒348-0064 埼玉県羽生市藤井上組字城沼1375です。また、小松台工場も同市内にあり、こちらの所在地は〒348-0038 埼玉県羽生市小松台2丁目705番地32です。田島軽金属は、これらの拠点を通じて、アルミ鋳物の設計から製造までを一貫して行っています。グループ会社としては、㈱松田木型製作所が敷地内にあり、木型製作を行っています。これにより、鋳物製造に必要な木型の製作を迅速に行うことができ、顧客のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。