広印広島青果株式会社

広印広島青果株式会社は、野菜や果物の卸売を行っており、日本の四季や旬の食材、有機JAS、特別栽培の商品を取り扱っています。主な事業部には、野菜部、果実部、個性化商品、企画部があり、消費者の多様なニーズに応えています。中四国地区の中心市場として、仲卸や買参人と協力し、食の安全と青果物の安定供給を実現し、地域の健康な食文化を支えています。また、2003年12月には、日本で初めて有機認定基準に適合した荷受会社として認定され、全国から集めた有機農産物を中四国地域に提供しています。これにより、消費者に安全で新鮮な青果物を届けることを目指しています。

広印広島青果株式会社の経営理念は、「安全安心で新鮮な青果物を安定的に食卓へお届けするために、産地と消費者を『信頼』でつなぐ架け橋となること」です。私たちは、消費者や小売店のニーズを敏感に察知し、販売対応を行い、生産者にフィードバックを提供することで、生産から販売までを一貫してコーディネートしています。また、全社員が経営に参加する「全員経営」を掲げ、活気ある職場環境を作り出しています。今後も、中四国地区の拠点市場として、豊富な品揃えと物量で地域の食文化を支え、青果物流通の強化に取り組んでいく方針です。

広印広島青果株式会社は、昭和31年12月に5社が合併して創立されました。昭和37年11月には岩国市に支店を開設し、昭和45年4月には岩国広印青果株式会社を設立しました。昭和48年1月にはコンピューターを導入し、昭和56年10月には広島市中央卸売市場の移転に伴い、本社を現在地に移転しました。平成2年10月には韓国産松茸の直接輸入を開始し、海外取引を拡大しました。平成28年4月には広印青果株式会社と広果広島中央青果株式会社が合併し、広印広島青果株式会社が発足しました。令和5年10月には再度合併を行い、現在の形態を整えています。これまでの歴史を通じて、地域の食文化を支える重要な役割を果たしてきました。

広印広島青果株式会社は、野菜や果物の卸売を行っており、日本の四季や旬の食材を取り扱っています。主な商品には、有機JAS認定の有機野菜や特別栽培の農産物が含まれ、消費者の多様なニーズに応えるため、野菜部、果実部、個性化商品、企画部の各事業部が連携しています。特に、広島県産のキャベツや青ネギは「お好み焼き」に欠かせない食材として自負しています。また、春には「わけぎ」や「きぬさや」、夏には「トマト」や「アスパラ」、秋には「松茸」や「春菊」、冬には「くわい」や「蓮根」など、季節ごとの新鮮な地元野菜を提供しています。果実部では、全国各地から旬の果物を集め、特に広島県産のレモンは生産量日本一を誇り、年間を通じて販売しています。これにより、地域の食文化を支え、消費者に安全で新鮮な商品を届けることを目指しています。

広印広島青果株式会社は、広島市西区草津港に本社を構えています。関連会社には、廣印興農株式会社、株式会社広印配送センター、広島芭蕉加工株式会社、広印呉青果株式会社があります。これらのグループ会社は、青果物の卸売や加工、配送を通じて、地域の食文化を支える役割を果たしています。特に、広印広島青果株式会社は中四国地区の中心市場として、仲卸業者や買参人と連携し、食の安全と青果物の安定供給を実現しています。これにより、地域の消費者に新鮮で安全な青果物を提供し、地域経済の発展にも寄与しています。