株式会社マリモ

株式会社マリモは、主に不動産関連の事業を展開しています。具体的には、分譲マンション事業、市街地再開発事業、賃貸マンション事業、収益不動産プロデュース事業を行っています。分譲マンション事業では、都市部を中心に快適な住環境を提供することを目指し、賃貸マンション事業「アルティザ」を展開しています。また、市街地再開発事業では「Sustainable Basic」を合言葉に、持続可能なまちづくりを推進し、地域の活性化に寄与しています。さらに、収益不動産プロデュース事業では、不動産の買取からリノベーション、運用、売却までを一貫して行い、時代に合った収益物件の創出を目指しています。海外事業としては、中国やフィリピンでの分譲マンション事業も展開しており、アフォーダブルハウジングの提供を通じて、国際的な市場にも対応しています。

株式会社マリモの経営理念は「マリモウェイ」であり、持続可能な社会の実現を目指しています。特に「Sustainable Basic（サステナブル・ベーシック）」を合言葉に、都市機能の多様性や自然環境の豊かさ、活発なコミュニティの形成を重視しています。これにより、街の活性化が一過性のものではなく、持続的な発展を続けることが重要であると考えています。マリモは、普遍的な価値や美しさを大切にしながら、地域に根ざしたまちづくりを進めています。また、経営方針としては、顧客満足を追求し、社会的責任を果たすことを重視しています。これにより、地域社会との共生を図り、持続可能な未来を築くことを目指しています。

株式会社マリモは1970年に広島市で設立され、当初は建築設計監理業務を行っていました。1971年には一級建築設計事務所として登録し、同年に不動産仲介事業を開始しました。1988年には不動産開発事業を開始し、1990年には自社分譲マンションの1棟目「グランドール鳥栖」を竣工しました。1994年には複数の会社を吸収合併し、株式会社マリモに商号変更し、全国展開を進めました。2000年代にはポレスターシリーズの展開を強化し、2008年には経営理念「マリモウェイ」を制定しました。2016年には持株会社制に移行し、2021年には環境衛生事業部を分社化しました。最近では、2023年に自社分譲マンション450棟目を分譲開始し、国内外での事業展開を続けています。

株式会社マリモは、主に分譲マンション事業、賃貸マンション事業、市街地再開発事業、収益不動産プロデュース事業を展開しています。分譲マンションブランドには「ポレスター」「SOLTIA」「GLADIS」があり、それぞれ異なるライフスタイルに応じた住まいを提供しています。「ポレスター」は、長年の設計事務所としての経験を活かし、理想的な住環境を追求しています。「SOLTIA」は、宝石のような輝きを持つ住まいをテーマにした新しいブランドです。「GLADIS」は、上質で豊かな住まいを目指すハイグレードブランドです。また、賃貸マンション事業では「アルティザ」を展開し、都市部で快適に暮らすためのレジデンスを提供しています。さらに、収益不動産プロデュース事業では、不動産の買取からリノベーション、運用、売却までを一貫して行い、時代に合った収益物件の創出を目指しています。

株式会社マリモは、広島県広島市に本社を置き、東京支店や九州支店、関西支店、甲信越支店、沖縄那覇営業所など全国に事業所を展開しています。グループ会社には、マリモ・アセットマネジメント株式会社、株式会社GMアソシエ、株式会社マリモハウス、株式会社マリモ不動産販売があり、これらの会社は国内不動産事業を推進しています。マリモ・アセットマネジメントは投資運用業を行い、GMアソシエは分譲マンションの建物管理や保険代理業を手掛けています。マリモハウスは注文戸建事業や分譲建売住宅事業を行い、マリモ不動産販売は不動産の売買や仲介、コンサルティング業務を提供しています。これらのグループ会社は、マリモの事業戦略を支える重要な役割を果たしています。