株式会社両備システムズ

両備グループは、創業者の理念「忠恕＝真心からの思いやり」を基に、社会正義、お客様第一、社員の幸せを経営方針として掲げています。主な事業内容には、情報処理関連サービスの提供が含まれ、特にICT（情報通信技術）社会の構築に貢献しています。両備システムズは、デジタルIDの基盤構築や債権管理システムの導入など、公共機関や企業向けのソリューションを展開しています。また、地域貢献活動や環境への配慮も重視し、安全・安心・エコをテーマにしたサービスを提供しています。これにより、顧客のニーズに応えるとともに、持続可能な社会の実現を目指しています。

両備グループの経営理念は「忠恕＝真心からの思いやり」であり、創業者の意思を受け継いでいます。この理念は、社会への思いやりを「社会正義」、お客様への思いやりを「お客様第一」、社員への思いやりを「社員の幸せ」として具体化されています。これらの方針は、両備グループの各社の就業規則にも明記されており、社員はこの理念を理解し、実践することが求められています。また、両備グループは「安全・安心・エコで健康」を経営テーマに掲げ、顧客が求めるサービスを提供することを目指しています。行動規範としては「知行合一」を重視し、知識と行動を一致させることが求められています。これにより、両備グループは次の100年を見据えた持続可能な成長を目指しています。

両備システムズは、1965年に岡山電子計算センターとして設立され、1969年に株式会社に改組されました。1973年には社名を両備システムズに変更し、1984年には東京営業所を設立しました。1988年には通商産業省から「システムインテグレータ」に認定され、1997年には東京支社を本社に昇格させました。2000年にはISO9001認証を取得し、2002年には情報セキュリティマネジメントシステムの認証も取得しました。2011年にはLGWAN-ASPに認定され、2013年には新データセンター「おかやまクラウドセンター」を完成させました。2020年にはグループ6社が合併し、両備システムズとして新たにスタートしました。これまでの歴史を通じて、両備システムズは情報サービスの提供を通じて社会に貢献してきました。

両備システムズは、情報処理関連の多様な商品とサービスを提供しています。主なサービスには、デジタルID基盤の構築、債権管理システムの導入、AIを活用した医療機関向けのサイバーセキュリティ体制構築支援などがあります。また、バスロケーションシステム「Bus-Vision」を通じて、スマートフォンから町内巡回バスの位置を確認できるサービスも展開しています。さらに、災害時応援協定システムを導入し、全国の災害時協定データベースをクラウド上に構築することで、9万件以上の事例を共有し、迅速な情報提供を実現しています。これらのサービスは、地域社会のニーズに応えることを目的としており、両備システムズは持続可能な社会の実現に貢献しています。

両備システムズは、岡山県岡山市に本社を置く情報処理関連会社で、両備グループのICT部門に属しています。グループには、株式会社シンク、株式会社ドリームゲート、株式会社マックスシステム、株式会社Ryobi AlgoTech Capital、Ryobi Lao Co. Ltd.の5社があり、これらの会社は互いに連携しながらトータルソリューションを提供しています。両備システムズの社員数は1,528名（2024年1月現在）で、公共、医療、社会保障分野および民間企業向けの情報サービスを展開しています。グループ会社の中で、株式会社シンクは地方自治体向けのシステム開発を行い、株式会社ドリームゲートはファッション小売業向けの基幹システムを提供しています。これにより、両備グループは多様なニーズに応える体制を整えています。